テンセントがジリジリと下げ続け、いよいよ300ドルを割ってきました!さぁどうなる!?~テンセント株の予想をしてみよう!
中国株の代表的銘柄、テンセントの株価が急落後にまったく下げ止まる気配をみせません!
いやぁ、すごく爽快にさげていますね。
このブログでも何度も取り上げて警戒感を示してきたテンセントですが、まさに予想したとおりのチャート推移になっているな!
と我ながら納得しております。
まず、4月4日に書いたこちらの記事では
こういったチャートを示して、非常に弱い動きになることを示していました。
なお、当時のコメントを「」内で示すと
「とりあえず、このチャートを見た多くの人が一相場おわったな・・・と感じるのではないでしょうか。おいらもそう感じます」
と書きました。
「バリュエーションの高さ、グロースからバリューへの移行、ゲームは水物である」
という点から、株価の変調を予想しています。
「景気動向次第では280程度まで下げる可能性すらある(可能性は低い)」
とも書きました。
「そのときはグローバルリセッションの影響だけでなく、事業展開しすぎたことに対する嫌気、コングロマリットディスカウントが語られるように思います」
とも書きました。
いかがでしょう?
その多くがあたっていませんか?
テンセントの水物事業ゲームが足を引っ張り始め、リセッションの影響だけでなく、事業展開のしすぎでディスカウントされ始めています。
いま起きていることは、当時十分に予想できた内容です。
(なお、米中貿易戦争の問題に関しても、自分は誰よりも早くその本質をついていたと自信を持っています。あの当時、トランプ政権の意図を単なる損得ディールだと思っていた人が多かった。そんなはずはないのに。)
とりあえず、過去のことばかりを書いていてもしかたありませんから、新しくテンセント株の株価予想をしてみます。
基本的には前回の予想とかわりません
テンセントの株価チャートは掉尾の一振の典型例 8月26日
上は8月26日時点の予想です。
今回のテンセント株の株価チャート予想はこちらです。
とりあえず、テンセント株はそろそろいったんの下げ止まりを探す展開に入っていると思います。
しかし、それは急激な回復を意味するものでなく、より地味な動きへの展開になるはずです。
以前、「テンセント株は一相場おわった」
と書きましたが、まさにそういうことです。
テンセント株は手垢がつきすぎているのです。
下手をすると、A2を割り込んで往年の光通信のようなチャートにもなりかねませんが、その場合は中国経済がグッダグダに落ち込んだ状態でしょう。
なんだかんだいって、そこまでの状況には今のところなっていません。
とりあえず、今回はいちいち弱気材料を書き連ねることはやめておきます。
それらは過去のテンセント関連記事をごらんください。
テンセントの株価が直近安値にツラあわせ。暴落はおきるか?おきないか? 6月28日
上記は8月23日時点のチャートです。
かなり当たっていたと思いますが、いかがでしょうか。
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