原油価格推移(1861年~現在)~エドウィン・ドレークによるドレーク油田開発(ペンシルベニア・オイルラッシュ)からの歴史をグラフ化
1861年から現在に至るまでの原油価格推移のグラフを載せておきます。
原油価格推移 インフレ調整なし 1861年~現在
原油価格推移 インフレ調整あり 1861年~現在
エドウィン・ドレーク(エドウィン・ローレンティン・ドレイク/ドレーク大佐/Edwin Laurentine Drake)による原油掘削(ペンシルベニア・オイルラッシュ)
1859年にペンシルベニア州タイタスビル南方にてエドウィン・ドレイク(通称:ドレーク大佐)が原油掘削(自噴油井)に成功するまでは、原油はエネルギーの主流ではありませんでした。
それまでは、鯨油がランプのために主たる燃料でした。
このグラフは、その1859年にエドウィン・ドレークがドレーク油田を作って2年後から現在に至る歴史を表します。
こうやってみると、第一次オイルショック、第二次オイルショックがどれだけ凄まじかったのかよくわかります。
また、2000年代後半からの一時期は、第二次オイルショックを超えるほどの原油価格の暴騰だったこともわかります。
オイルショックは供給側が絞ったことによって起きたことですが、2000年代後半からの動きは、中国をはじめとする新興国が本格的に消費を拡大させはじめた結果です。
需要の拡大がけん引役になっておきた現象です。
これがどれくらい凄まじいことだったか、このグラフをみればよくわかると思います。
なお、上記のデータはBPが年に一度発表する統計(Statistical Review of World Energy)をもとにしています。詳しくはBPサイトにてご確認ください。
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