2019年7月16日 米国株式市況概況~米株ヒートマップ・S&P500・米国債・WTI原油チャート~
米国株式ヒートマップ
S&P500
米10年債利回り
WTI原油
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昨晩のNY市場はダウ、ナスダック、S&P500が下落、ラッセル2000がほぼフラット
この日の指標では小売売上が堅調
利下げ幅は抑制される可能性が市場に意識される展開
鉱工業生産は2カ月連続のプラス
米中貿易戦争があっても急激な落ち込みは回避されており、設備稼働率をみてもさほどの悪化にはなっていない。
決算シーズンにも入っており、この日はJPモルガンJPM、ウェルズファーゴWFCなど金融機関が発表
どちらも一見すると悪い決算ではないが、純金利マージンが低下しており中身はあまりよくない。
要人発言としては、トランプ大統領が米中貿易協議の進展が遅れること、必要ならば3250億ドルぶんの関税引き上げを示唆
上記のような情報過多な状況で、相場はやや情報全体を消化難
通商問題の動向を嫌気したハイテク、電子部品は下落し、
鉱工業関連に影響されやすい資本財は上昇
運輸はJBハントの好決算を受けて上昇
原油価格動向をネガティブ視してエネルギーセクターは下落
決算を受けて大手銀行も下落した。
情報が一気に増えているわりに、合算売買高61.8億株にとどまる。