2019年7月17日米国株式市況概況～米株ヒートマップ・S&P500・米国債・WTI原油チャート～

米国株式ヒートマップ

この日は地区連銀経済報告(ベージュブック)と住宅着工件数が発表

ベージュブックは全体的に見通しが明るいものの、通商問題が業績に影響していることを示唆

住宅着工は緩慢なペースであり、何とも言えない煮え切らなさ。

こうした中で決算発表が相次ぐシーズン

鉄道大手のCSXが通商問題を理由に業績未達で大幅に売られた他、

他の運輸企業にもこの下落が波及

資本財セクターなど幅広いシクリカル銘柄に売りが広がり、工業種中心に大きく下落した。

また、ネットフリックスが値上げを理由に新規契約者数の伸び低迷に陥り、情報通信関連も避けられる動き

原油価格下落でエネルギーセクターにも売られるものが多かった。

上昇したのは医療機器と公益、半導体の一部のみとなっている。

合算売買高は61億株。