2018年6月26日 米国市況概況

昨晩のNY市場は前日の大幅下落から小幅反発。

トランプ大統領が同盟各国にイラン産原油の輸入をやめるよう要求したと伝わりWTI原油先物が大幅上昇。これを受けエネルギー関連銘柄が大幅高。特に独立系石油会社が買われ、EOGリソーシズ、パイオニアナチュラルリソーシズPXD、アパッチコーポレーションAPA、シマーレックスXEC、マラソンオイルMRO、 ノーブルエナジーNBLなどが2%を超す上昇となった。

また、パーミアン盆地が地盤のシェール開発業者コンチョリソーシズCXOは5.06%高。

ここもと利食いが先行していたFAANGなどの情報関連銘柄も小幅反発。

強気レーティングが相次いでいるネットフリックスNFLXが4%近い上昇。

半導体銘柄も総じて反発したが、先安観はぬぐい切れずインテルINTCは2%を超す下落。

金利はこの日は小動きで、金融機関、REIT、公益株、消費財、ヘルスケアなどはまちまちな展開。

個別にリストラ策が好感されたゼネラルエレクトリックGEが8%近い上昇。

決算が好感された建設大手レナーLENは5%近い上昇。

逆にアカマイは決算を受けて2.49%安となった。

とりあえず、大幅な下落からちょっと反発したけれど、さほど強くない、といった感じの終わり方。

あまり良い感じの終わり方ではない、と思う。