2018年6月29日 米国市況概況

 

昨晩のNY市場は寄り付きあとに高く推移した後は徐々に上値を切り下げ、引け間際に急激に下落する悪い展開。

原油価格上昇を受けエネルギー株が堅調に推移した一方、金融株は昨日の大幅上昇の反動もあって若干安。

公益、消費財は高安まちまち。ナイキNKEは好業績発表を受けて11%上昇。

半導体はエヌビディアNVDA、マイクロンMU、ブロードコムAVGOなどが安いいっぽう、半導体製造装置はアプライドマテリアルズAMAT、ラムリサーチLRCX、KLAテンコールKLACなど上昇。

Amazonの医薬品小売参入の影響がまだ残っているのか、

医薬品卸のマッケソンMCK、カーディナルヘルスCAH、アメリソースバーゲンABC、ドラッグストアのCVS、保険のエトナAET、アンセムANTM、センティーンCNC、薬剤給付管理(PBM)のエクスプレススクリプツESRXなどが軟調。

 

 

 

個人的な見方をいうなら、出来高が膨らまないことがやはり気がかり。

パッシブの売りで下げるにしても、大きく押していればもっと出来高はもっと膨らむはず。

どうも、「売ったら売りっぱなし」の投資主体が出てきているのではないか?と思います。