昨晩のNY市場は引けにかけ急激に値を消す展開、ダウとS&P500が小幅マイナス、ナスダックとラッセル2000が小幅プラスとなった。
アナリストのレーティング引き下げでフィラデルフィア半導体株指数が安く、ゴールドマンの格下げを受けたシーゲートテクノロジーSTXが7.3%安。
半導体製造装置のラムリサーチLRCX、アプライドマテリアルズAMATがメモリのマイクロンテクノロジーズMUがそれぞれ2%超下げた。
原油価格下落とパーミアン盆地からのガス・石油輸送のボトルネック問題からオクシデンタルOXYが4.2%安、ヘスHES2.93%安、アパッチコーポレーションAPA6.16%安となった。
米中通商摩擦の激化を懸念してこの日も資本財が安く、ディーアDEが3.14%安、その他も総じて軟調な展開。
金利低下で銀行、保険も安い。
情報通信ハイテクセクターは総じて小動き。
アルファベットGOOGL、マイクロソフトMSFT、アップルAAPL、アマゾンAMZNなど総じて1%以内の上昇
個別にはテスラTSLAが4.8%安。LBOの実現性に疑問符。
オンライン予約大手のブッキングホールディングスBKINGは5.02%安。
後発薬大手マイランMYLは決算後荒い値動きが続いているが、この日は6.68%安。
出来高は59億株、そこそこの出来高を保っているが、引け前の急落はチャートパターン的にやや嫌気される展開か。