2018年9月6日 米国市況概況

 

 

昨晩のNY市場はダウは小幅上昇したが、ナスダック、S&P500、ラッセル2000は下落した。

 

この日の下げを主導したのは半導体株。

マイクロンテクノロジーMUのCFOによるNAND型メモリ価格の下落見通しを受けマイクロン株が10%近く下落。

マイクロンテクノロジーへ設備を納入している半導体製造装置銘柄にも波及してアプライドマテリアルズAMAT、KLAテンコールKLAC、ラムリサーチLRCXなども5~10%の下落。

これらの下落によりフィラデルフィア半導体株指数が2.67%と大幅安となったことでNasdaqは大きく下押し圧力を受けた。

 

議会公聴会を経てSNS関連株には売りが膨らみ、フェイスブックFB、ツイッターTWTRは大幅安。

規制強化の匂いを感じ取った動きか。

 

エネルギー関連もすごく下げている。

この日発表された米国エネルギー情報局EIAの数字で留出油とガソリンの急増を確認。

アナリストのレーティング引き下げ(シェブロン、コスコ)などもあり、大幅安。

 

しかし、ヒートマップ全体をみればそう悪くない。

今まで相場を主導してきた銘柄が落ち込む一方、その他の銘柄はあがっている。

いい感じにバトンタッチが増えている感じ。

売買代金は66.6億株

ここ数日はやや出来高が多い。