2018年8月中国工業部門企業利益

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2018年8月中国工業部門企業利益

 

2018年8月の中国工業部門企業利益は単月で前年比9.2%上昇、年始からの累計で16.2%上昇となりました。

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今回は中国国家統計局のサイトの情報をみていきましょう。

単月ベースでみると、前月の16.2%上昇から急激に落ちており、中国の製造業に問題が発生している可能性が示唆されています。

なお、中核事業からの利益も3月以来の低下しています。

 

コストも上昇しており、かつ中核事業における利益率も低下傾向にあることが示唆されています。

 

 

企業の組織別にみると、国営企業および合弁企業などは好調ですが、郷鎮企業(Collective-owned Enterprises /地方政府などの傘下、日本でいえば三セク)が不調です。

地方政府が活発に債務を膨らませて郷鎮企業を振興してきたのが中国経済の2010年代の急激な発展の原動力でしたが、それが持続不可能になっています。

 

石油化学などは堅調です。

また、公益セクターの水処理、都市ガス小売りなども堅調のようです。

が、自動車や非鉄などが落ち始めていることには注意が必要です。

これらは製造業のキモです。

大きく落ちてくると他の産業にも影響してきます。

 

 

とりあえず、酷い落ち込みようではないけれど、個別にみるとちょっと厄介なものも見えてきている、といった感じがします。

8月中国工業部門企業利益を一言で表せば、黄色信号といったところです。

9月以降の数字をしっかり注視していきましょう。

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以上です。