2018年10月2日 米国市況概況

 

 

昨晩火曜日のNY市場はダウが上昇、S&P500は横ばい圏、ナスダックとラッセル2000は下落。

とくに小型株中心のラッセル2000はここ最近軟調だが、この日も引き続き小型が売られる展開。

 

 

主要セクターごとにみると、一番上昇したのは、ヒートマップ右下の緑のところ、公益セクター。

セクター全体が1.29%上昇と買われているが、目立った買い材料はみつからない。よくわからない。

同様に高配当が共通項の通信セクターは上昇。

AT&T、ベライゾンVZともに上昇。

 

 

逆に売られたのは一般消費財で、セクター全体で1.43%安。

アパレルは総崩れでロスストアROST、ギャップGPS、LブランズLB、ノルドストロームJWNなど2~5%の大幅安。

デパートもTJX、コールズKSS、メイシーズMなど総崩れ。

自動車もGM、フォードFともに売られた。

原油価格の上昇傾向を受け航空サービスも落ちており、デルタエアDAL、ユナイテッドエアUAL、アメリカンエアAALなど大手航空を中心に下落。

金融はイタリア懸念の動きもありやや軟調。

 

いっぽうで資本財セクターでは上昇するものが目立ち、

引き続き経営刷新を受けてGMが高いほか、キャタピラーCAT、ボーイングBA、ディアDEが上昇。

情報技術はまちまち。セキュリティ問題を受け引き続きフェイスブックFBが売られた。

アマゾンAMZNは1.65%安、アップルAAPLは0.89%高。

 

 

半導体は14nm増産と伝えられたインテルINTCが上昇。

10nm、7nmの生産が上手くいかないなか、14nmを増産することで割り切る動き。

逆にAMDは下落。

単純にリバランスかも。

 

 

 

とりあえず、この日もラッセル2000の下落は続く。

何かが起きてそうだけど、よくわからない。

合算出来高は71.9億株。

日中の動きは、やや頭が重たい展開だが。。。どうなるか。