2018年10月12日 米国市況概況

 

S&P500

 

10年債利回り

 

WTI原油

 

 

昨晩金曜日のNY市場はナスダックが主導する形で7日ぶりにリバウンド。

S&P500、ダウも上昇するも、小型株中心のラッセル2000は横ばい圏。

 

この日は特に、今年大きく上昇したグロース銘柄に資金が集まる動き。

FAANGはフェイスブックFB以外大きく上昇。

マイクロソフトMSFT、アマゾンAMZN、アップルAAPLなど3%を超す上昇。

キャッシュレス決済のビザV、マスターカードMAも5%に迫る上昇。

ただここもとの下げ幅の半分も戻しておらず、高値覚えの押し目買いの域は出ていない。

JPモルガンJPM、ウェルズファーゴWFC、シティC、PNCなど金融セクターは決算が相次いでいるが、高安まちまち。

 

 

 

この日は広範に上昇しているが、自動車セクターのGMとフォードは下落。

昨日上昇した金鉱株フリーポートマクモランFCX、ニューモントマイニングNEMも下落

不動産関連も下落。

中規模以下の地方銀行などは売られる展開。

これらに共通することは、債券利回りの急騰がネガティブに働きかねない企業群。

リバウンドの鈍い小型株指数ラッセル2000は地方銀行のウェイトが大きいが、金利の目線がやや高めに向いていることとも関係しているかもしれない。

 

合算出来高89.1億株

ここ3日のボリュームからは減少。

週明け、第二波めに用心する展開へ。