【鉄道】金沢シーサイドラインと京急が金沢八景駅で直結～乗り換え時間が5分⇒1分に短縮へ

金沢シーサイドライン金沢八景駅と京急駅が直結へ

新杉田駅（磯子区）と金沢八景駅（金沢区）を結ぶ金沢シーサイドラインが京急と直結します。

これにより、乗り換え時間が5分から1分に短縮されます。

今回は、この件についてみていきます。

金沢シーサイドラインはJR根岸線の新杉田駅と京急本線の金沢八景駅を結ぶ全長10.6㎞の新交通システムです。

横浜金沢区の埋め立て地の交通利便性向上のために、工業団地に沿うように作られた路線です。

その路線運営のための会社として、横浜シーサイドラインは1983年に設立されました。

ただ当時はバブル当時だったこともあり、方々で土地収用が滞りました。

とくに、金沢八景の周辺用地の取得は難航。

結局、この地域の不動産取得は諦め、1989年に金沢シーサイドラインは開業することになります。

上記の経緯を辿ったため、金沢八景駅は京急側の駅とシーサイドライン側の駅が国道16号を跨いで離れることになり、超絶不便になりました。

これを今回、横浜市の「金沢八景駅東口地区土地区画整理事業」計画で解消

シーサイドラインを150m京急駅に向けて延伸することになり、このたびそれが実現したということです。

なお、本来であれば2015年くらいに完成の予定でしたが、今回もまたいろいろ揉めたようです。

ここらへん、日本はいろいろ開発に手続きが必要で大変ですね。

中国なら地方行政区が主導してあっという間に開発が終わるんでしょうけどね。

今回の金沢シーサイドライン金沢八景駅の京急直結により、乗り換え時間は5分から1分に大幅短縮されるとのことです。

なお、今回は工事が間に合わず単線での供用になりましたが、今後は複線化も目指すとのこと。

以上。