『ツモリチサト』事業をエイ・ネットが終了へ~津森千里氏はデザイナー活動続行
エイ・ネットが『ツモリチサト』事業を終了へ
平成時代を彩ったファッションブランドが令和時代入りとともに終了します。
イッセイミヤケグループのエイ・ネット(A-net)が、津森千里氏とのライセンス契約を終了し
『ツモリチサト』のブランド展開から手を引くとのことです。
『ツモリチサト』の津森千里氏はイッセイミヤケの弟子
津森千里氏は1954年生まれの64歳
1976年に文化服装学院デザイン科を卒業
イッセイミヤケインターナショナルのスポーツ部門のデザイナーに就任
I.Sチサトツモリにブランド変更しチーフデザイナーとして頭角を現し
1990年からは自身の名前を冠したファッションブランド『ツモリチサト』を開始しました。
『ツモリチサト』事業終了の理由は?
エイ・ネットによる『ツモリチサト』事業終了の理由は明かされていません。
なお、エイ・ネットは非上場企業ですので個別ブランド毎の具体的な業績などはわかりません。
わかり次第、こちらに追記したいと思います。
『ツモリチサト』に対する個人的感想
以下はあくまでも個人的な意見になります。
『ツモリチサト』・・・昔は結構好きでした。
こんな素材を使うのか・・・と驚かせてくれるような、そんなアイテムが多かった。
自分は男なので利用しませんでしたが、女性だったらこのあたりのアイテムを中心に組み立てたら楽しそうだな、と思うものが多かったです。
でも、2000年代後半くらいからでしょうかね。
ちょうどリーマンショックだなんだとあったあとあたりから、『ツモリチサト』の雰囲気がやたらとガーリーに寄っていったように感じます。
猫のモチーフだとか、そういう小細工ばかりが多用されて、全体的なデザインや素材の使い方が面白くなくなっていった。
百貨店の安売りコーナーにも置かれるようなブランドになっていき、だんだんと質も落ちていっていたように感じます。
とりあえず、今回の『ツモリチサト』ブランド終了というニュース・・・
あぁやっぱりそうだよね
という感じでみています。
津森千里氏はデザイナー活動を続けるそうです。
令和時代にどのような方向性に向かうのか。
楽しみでもあります。
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