手足口病で家族全員がダウンした体験をまとめておきます。。。

手足口病で家族全員がダウンした体験をまとめておきます。。。

 

タイトルの通り、手足口病で家族全員がこの1週間ダウンしていました。

息子の急な発熱から約1週間が経ち、妻と息子はほぼ回復しましたが、自分だけは未だに進行中であります。

手に手足口病特有の小水疱もできてきています。

足の水疱は潰れて痛痒いです。

 

たぶんこの回復力の違いは、年齢の違いだと思われます。

息子1歳半、妻アラツー、俺アラフォー・・・

みごとに20歳くらいずつ離れてるんです。

免疫力は年齢と共に衰える・・・そのことをまざまざと見せつけられた気分です。

 

とりあえず、指先の痛みがこれ以上悪化しないうちに、

今までの記憶が消えないうちに、

これまでの経緯をまとめておきたいと思います。

 

今後も手足口病にかかる方は多いでしょうから、何かの参考になれば幸いです。

時系列で書いていきます。

 

 

息子、ショッピングセンターで手足口病をもらう(手足口病体験日記1日目)

息子はここのところショッピングセンターの幼児コーナーで遊ぶのが好きです。

いろいろと柔らかい遊具がおいてあるところです。

息子はまだ保育園に通ってませんから、他の子供たちと触れ合って遊べることも魅力です。

それで、妻は平日もその遊び場に息子を連れていってくれたりしています。

 

先週の水曜日のこと。

いつもの幼児コーナーで遊んでいたら、咳をして具合が悪そうな子がやってきたそうです。

息子は遊具で楽しそうに遊んでいたため、妻はその場を離れずにその子と一緒に遊ばせていたそうです。

(妻は後からこの時の判断を悔やんでいました…)

この日がちょうど、息子の発熱の4日前になります。

 

 

 

平穏無事(手足口病体験日記2~3日目)

感染から2,3日目は平穏無事でした。

いつも通り、普通に普通に生活していました。

3日目の夜、妻と相談して息子を空港に連れて行ってやろうと話し、いろいろと準備をしていました。

そんな、ふつーの生活をしていました。

 

 

息子、深夜に急な発熱で夜間病院に行く (手足口病体験日記4日目)

土曜日の深夜です。

自分が仕事をしていたところ、息子が珍しく大きな声で夜泣きする声がしてきました。

急いで駆けつけて抱っこしてあげると・・・熱い!?

今まで感じたことのない熱さ。

とりあえず体温計で計ると39度台半ば

(息子は今まであまり風邪にかかったことがなく、かかっても平熱程度で鼻水がちょっと出る程度でした。)

急いで妻を起こして、着の身着のままで夜間小児科に向かいました。

 

応対してくれたのはおじちゃん先生。

「熱が高いねぇ。ねつさまし出しておきますから1日様子をみて、月曜日になったら病院に連れて行ってあげてください。」

と言われました。

この時点ではまだ発疹なども出ていなかったんでしょう。

手足口病という診断ではなく、単なる風邪という診断でした。

 

 

息子の発熱が40度台後半に(手足口病体験日記4日目)

とりあえず、土曜の深夜におくすりを貰い、日曜はまる1日、熱との勝負でした。

息子の発熱は40度台に達し、ピーク時には40.8度までなってしまいました。

急いで水枕などを買いにいったものの、息子はいままで風邪をひいたことがないため、そういったものを嫌がる嫌がる・・・

頭をひやしてやりたいのに、猛烈に拒む。。。

幼児用熱さまシートなどを貼ってどうにか急場をしのごうとしましたが、なかなか頭の熱は下がらない。

このことが、あとあとに響いてきます。

それはのちほど。。。

 

 

 

息子を耳鼻科に連れていく(手足口病体験日記5日目)

月曜日になり、息子を耳鼻科に連れて行きました。

小児科にするか耳鼻科にするか迷ったのですが、近所の耳鼻科は小児の患者さんも多く、あてになるから良いかなと思い、耳鼻科にしました。

診断は咽頭炎

処方されたのはセフェム系の抗生物質とカルボシステイン、熱さまし。

耳鼻科としては妥当な判断だと思います。

自分としても、そんなところだろうなぁ、という感じでした。

手足口病なんて病気、詳しいことしりませんし・・・

 

 

 

 

息子、発疹が始まる。手足口病と診断される(手足口病体験日記6日目)

6日目、火曜日

この日、ようやく息子の熱は37度台(いつもの体温)まで回復。

ただ、手のひらなどに数個の発疹が存在することに気付きました。

個人的な経験からは

「カルボシステインの副作用かな?」

という印象だったので、とりあえず前日に薬を処方してもらった耳鼻咽喉科で再度診てもらうことしました。

あさいちで妻が耳鼻科に行ってきてくれました。

 

耳鼻咽喉科の診断としては、

「カルボシステインの副作用の可能性が高いが、厚生物質の可能性もあり、わからない。とりあえず快方に向かっているし薬はすべてやめてかまわない。」

との判断だったそうです。

 

夜になりました。

どうも様子がおかしいです。

息子の様子がおかしい。

まず、発疹が増えています。

それに、頭がダルそうで、今までできていたことが出来なくなっています。

目の力も抜けています。

 

親バカだといわれると思いますが、息子はとても器用です。

わざと長い文節で話し掛けても指示通りに動けますし、手先も良く動き、デュプロ(レゴの大きいやつ)なんかも1歳なるかならないかの頃からカチッと嵌めてました。

それが、どちらも全然できなくなっていたんです。

まるで6ヶ月か7ヶ月の赤ちゃんみたいに戻っている。

 

こりゃおかしい・・・ウイルス性髄膜炎の可能性もあるかもしれない・・・

と思い、急いで病院に行きました。

すでに時間は夜の19時を回り、病院はどこもしまってしまっていましたから、また夜間小児病院にいきました。

 

当直医の先生は息子の手足、喉をみるなり一言

「手足口病ですねえ。夏場に流行るんですよ。」

とのこと。

そして、やはり、髄膜炎の可能性についても言及されて

「とりあえず、明日かかりつけ医のところ(自分の病院)へ行ってください。経過をみましょう。」

とのことでした。

 

この時点で、自分のなかでは最悪、息子が髄膜炎で後遺症を負う可能性もリスクに入れながら、今後の方針について考えていました。

考えすぎて、こちらが疲れてしまっていました。

それは、妻も同じだったようです。

「自分が病気の子供のそばで遊ばせたから、こんなことになってしまった…」

そんなふうに考えていたそうです。

いつも強気な妻が、この日はやたらと弱気でした。

それが悪かったかもしれません。

 

 

 

 

夫婦そろって発熱、息子は快方に(手足口病体験日記7日目)

弱気になって、免疫が落ちたのかもしれません。

朝方、自分は体のだるさと寒気を感じました。

嫌な予感がしました・・・

その予感は的中します。

午前中には熱が38度台に到達します。

 

妻はまだこの時点では発熱、倦怠感などなかったようです。

息子をつれて、かかりつけの小児科にいきました。

かなりじっくりと診てくださったようです。

歩行訓練、項部硬直の有無、発疹の変化などを眺めて、

「快方に向かっているようですし、大丈夫じゃないかと思います」

との診断だったようです。

この時点で、息子の目つきはまだボンヤリしており、赤ちゃんのように奇声を発するなどの行動の変化がありました。

快方に向かっている、と診断されたものの、やはりまだまだ不安で仕方がありませんでした。(息子に対し、申し訳ない気分でいっぱいでした。)

 

午後、妻の容態が変化します。

自分と逆に、熱い熱いと言い出しました。

熱を測ると38度台

自分もついでに熱を測ると、40.4度・・・筋肉痛、関節の痛みなども始まりました。

しかし不思議と喉は痛くない。

咽頭炎などの一般的な風邪とは異なる展開に、いつもと違う病気にかかったのだということを理解しました。

 

自分はふだん、熱さましを飲まないようにしているのですが(肝機能が弱いため)、

さすがにこの時はいそいでロキソプロフェンを摂取しました。

今までかかったことのない病気相手ですから、リスク管理の観点から解熱剤の服用をしました。

 

夕方、薬によってだいぶ楽になったものの、それでも熱は39度近く。

妻の方も薬を飲んで38度前半。

ほんと、やばいくらいに熱が出ました。

夕食を頑張って食ったあと、ロキソプロフェンをもう一服しました。

おかげで夜、よく眠れました。

たぶん、解熱しなかったら寝られたもんじゃないと思います。

 

 

 

 

夫婦そろって熱がなかなかさがらない(手足口病体験日記8日目)

この日は熱との勝負でした。

妻も自分も熱がなかなか下がりません。

ロキソプロフェン飲んでいるのに38度台・・・

ネットでひたすら手足口病の体験談を検索していました。

どうやら、他の方たちの例では熱が早くにおさまっているようなのですが、ウイルスの型が違うからか、それとも自分たち夫婦が特別弱いからなのかわかりませんが、やたらと熱が長引きます。

 

その一方で、息子はどんどん元気になっていきます。

奇声を発するようなことはなくなり、体力も回復してきました。

ただ、注意力は散漫なまま。

ちょっとしたバランスの変化で頭から転げたりもして危なっかしい。

しちゃいけない、と注意されていることでも繰り返してしまうなど、もともとの状態とはやはり異なる変化がありました。

 

自分たち夫婦は病状が悪化し、息子は体力が戻るものの集中力がなく、注意が通じない状態・・・ものすごいハードな状況でした。

そして、自分は徐々に喉の奥に違和感を感じるようになってきました。

何かが出来てきている、という感じの違和感です。

 

 

 

咽頭から奥に向けて小水疱(手足口病体験日記9日目)

朝おきて検温

熱は37度台後半

熱は下がってきたものの、喉の痛みが悪化

とにかく、何を食べても、何を飲んでも痛い。

唾をのみ込むだけでも痛い。

とりあえず頑張って朝食は平らげましたが、それにしても痛い。

 

妻も喉が痛いと言っており、この日はサラダなどは抜き。

同じ症状ですし、興味があったのでちょっと喉を見させてもらいました。

 

咽頭にポツポツと水疱ができており、いくつか潰れたものもありました。

こりゃ痛いはずです。

 

自分も同様の状況になっているのだろうと思い、鏡でみてみました。

・・・咽頭から奥に向けてびっちりと、水疱がブワーっと気持ち悪いくらいできていました。

そのいくつかは潰れたようになっておりました。

 

これ、ぜったい俺の方が痛いやつw 勝った!

などと妙な気分になりました。

 

そうこうしているうちに自分はまた発熱、38度台後半に・・・

これで高熱は丸2日以上続いたことになります。

ロキソプロフェンを一服しました。

 

 

この日の夜時点で

息子は、手足の発疹はほぼ止まり、体調は回復

精神面でも落ち着きを取り戻しつつあり、まぁ、大丈夫そう

そんな状態になりました。

 

妻は、熱が平熱に復帰

手足への発疹はなし

喉の痛みを訴える状態

 

自分は熱が37度台後半

手足への発疹はなし

喉の痛み、胃部不快感(薬のせいでしょう)

 

 

 

 

おでこに丘疹、指先にシビレなどの違和感(手足口病体験日記10日目)

息子の手足口病の感染から10日目・・・

息子はほぼ全快状態

髄膜炎を疑ったのが嘘のような回復ぶり。

 

妻も同様に平熱

喉の痛みも緩和しているとのこと。

発疹などはなし。

 

一方で自分は・・・

熱はようやく平熱に戻ったものの、喉の痛みは良くなりつつあるとはいえ、相当に痛い状態。

鏡でみたら、小水疱が潰れてアフタ様状態になっている場所も。

また、指先を中心にしびれ、小さな電気が流れるような痛みを感じ始めており、神経系へのウイルスの影響が出てきたことを意識せざるを得ない状況に。

おでこを中心に、顔面に米粒大の丘疹ができはじめ。

 

 

この回復力の違いは、たぶん年齢の違い・・・

 

 

 

内出血を伴う丘疹があちこちに(手足口病体験日記11日目)

はい、この日からは自分だけの闘病日記になります。。。

妻と息子は全快しています。

何も書くことはないです。

自分だけが、着々と病状悪化しています。

 

まずおでこを中心に、上半身に内出血を伴う丘疹がいっぱいできています。

手の指には小さな小さな水疱があちこちにできています。

接触すると痛痒いです。

 

足の裏などにも細かい内出血ができました。

きっと、知らぬ間に水疱などができて、それが潰れたんでしょう。

これまた痛痒い・・・

今のところ、痛くて痛くてたまらない、というほどでもないのですが、とにかく痒くてたまらないです。

 

ちなみに、前の記事でも書きましたが、パソコンが壊れました。

個人的にはマザボのSATAコントローラの問題だとみています。

本来ならちゃちゃっと交換したいところですが、指先、手のひらなどに水疱があり、ぶつかると痛いために作業ができません。とほほ。

まったく、本当に最悪のタイミングだと思います。

とりあえず、これが現状になります。

復帰まで相当時間がかかりそうです。

 

今後の病状の変化は以下に追記していきます・・・。