2019年6月25日 米国株式市況概況~米株ヒートマップ・S&P500・米国債・WTI原油チャート~
米国株式ヒートマップ
S&P500
米10年債利回り
WTI原油
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昨晩のNY市場はダウ、ナスダック、S&P500、ラッセル2000が揃って下落
FRBのパウエル議長やセントルイス連銀のブラード総裁の発言を受けて、過度の利下げ期待がしぼむ展開。
パウエル議長の発言からは「利下げなし」とも読み取れる内容であり
ブラード総裁の発言からは「利下げするけど0.25%」と読み取れる内容。
市場は50ベーシスポイントの利下げまで織り込む動きがあっただけにガッカリ感が漂う展開。
また、G20で米中貿易戦争の終結に向けた展開を期待していた向きも後退。
この日、出てきた統計も新築一戸建て住宅販売、米消費者信頼感指数ともにかなりネガティブなものとなり、市場のセンチメントは悪化。
ややまとまった下落となった。
個別には、アラガンAGN買収を発表したアッヴィABBVが下落。
アナリストの格下げを受けてマイクロソフトMSFTが下落
食肉業界でカルテルがあったとの報を受け、タイソンフーズやホーメルフーズなどが下落
住宅販売レナーは決算は好調だったものの、先行き見通しの悪化を受けて場中に下げに転じる展開。
なお、引け後にマイクロンがかなりポジティブな決算を発表しており、後日公開されるセグメント情報などには注目。
合算売買高は70.5億株。