2018年7月3日 米国市況概況

 

 

昨晩のNY市場は7月4日の独立記念日前の半ドン取引。この日のアジア時間に中国市場がようやく落ち着きを取り戻したことを受け、寄り付きは高く始まる。しかし徐々に値を消す展開で引けにかけて急落。先週金曜日のようなチャートパターンとなって嫌な空気が漂う流れとなった。

世界的な景気減速懸念から長期金利が下落し金融株が軒並み安。JPモルガンJPM、ウェルズファーゴWFC、バンカメBAC、シティC、ゴールドマンサックスGS、モルガンスタンレーMSなど総じて1%台半ばの下げ。

ここもと通商摩擦の影響を受けない銘柄として買われてきたFAANGがこの日は大きく売られ、アルファベットGOOGL、フェイスブックFB、エヌビディアが2%を超す下げ、ネットフリックスNFLX、アップルAAPLが1%台後半、アマゾンAMZN、マイクロソフトMSFTは1%強の下げと総じて軟調。

中国での製品販売停止の判決が下ったことからマイクロンMUが大幅安。中国との通商摩擦の影響が半導体全般に及ぶとの懸念から半導体製造装置のアプライドマテリアルズAMAT、ラムリサーチLRCX、KLAテンコールKLACなどが2%弱~3%台の下げ。

いっぽうでREIT、ノンシクリカル消費財、公益、ヘルスケア、小売などは落ち着いた動きで推移。また、原油価格はここもと荒っぽく動いているが、石油メジャー、準メジャーはこの日は強めに推移。

 

とりあえず、ここもと相場全体にボリュームがない。それに尽きると思う。

 


 

ごめんなさい、一昨日7月2日ぶんはがっつり忘れましたw