18/7/26午後

備忘録がわりにニュース記事をまとめます。

独断で掻い摘んで纏めます。

この記事は日中随時更新します。


 

 

米フェイスブックの事業計画、中国が承認撤回=米紙
フェイスブックが中国でイノベーション拠点の立ち上げを目指していた件について、中国政府が承認をしないとのことです。記事によると、CAC中国サイバー管理局は、この件に関して事前に話を聞かされておらず激怒しているとのこと。
Mondelez profit tops on higher confectionary sales, cost controls
モンデリーズの2Q決算、売上2%増、純利益は3億2300万ドル、前年同期4億9800万ドル。
キャドバリーチョコやオレオクッキーの利益が上昇。一時費用を除けば増益。
トランプ政権、プーチン大統領への訪米要請を来年に延期
先日のトップ会談でトランプ大統領はプーチン大統領の年内訪問を要請しましたが、どうやら政権内部で反対があるらしく来年に延期となった模様です。
韓国の4~6月GDP成長率 ほぼ全てが振るわず0.7%に鈍化
韓国の4-6月GDP発表。ほぼすべてがふるわず、とありますが、設備投資が特に振るわずに大幅鈍化しました。輸出は前の期4.4から今期0.8%増に鈍化しています。

 

Court adviser suggests ruling against EU veto of UPS, TNT merger

物流大手UPSによるオランダの同業TNT買収を阻止したのは誤りだったと欧州連合司法裁判所が勧告。

個人的見解:TNTはその後フェデックスに買収されており、UPSは当時許されなかったのに、なんでフェデックスは許されるんだ?と不満を述べています。で、UPSは当時の決定を不服として20億ドルの賠償金を求めて提訴しています。これはその一環です。

 

 

クアルコムNXP買収断念へ-中国の承認ないまま時間切れ接近

クアルコムがNXP買収を断念。米中通商摩擦の影響を受けて中国による許認可作業が遅れており、NXPとの統合期限が迫っていました。

個人的見解:完全にとばっちりですね。

 

アドテスト純利益14倍

アドバンテストの業績が急拡大。メモリの高度化によって半導体ひとつあたりの検査時間が伸びており、並列で処理するためにアドバンテストの検査装置を導入する数が増えているのだとか。

 

Brazil’s Vale misses second-quarter earnings forecast, core earnings …

ブラジルのヴァーレの決算、純利益が1Qから大きく減少。通貨レアルの下落が影響。鉄鉱石やペレットの生産は最高を更新。

 


 

SK Hynix Posts Record Profit on Resilient Chip Demand

SKハイニックスの決算、営業利益が前年比83%増。メモリ価格が上昇しており急激に利益が拡大。

 

Fortescue Metals Group hits export record in race to the finish

豪鉄鉱石大手フォーテスキュー・メタルズの4-6月期決算、鉄鉱石の生産が4470万トン→4650万トンへと拡大。平均生産コストは7.4%低下

個人的見解:フォーテスキューの鉄鉱石は品質が劣ることで知られています。中国の鉄鉱石需要がより高品質なものに移る中、同社の鉄鉱石は競争力を失ってきています。今回の決算はやや意外なものでした。

 

 

AMD、ビットコイン関連の鈍化は想定内 【米決算プレビュー】
米半導体大手AMD、4~6月期は53%増収

AMDの決算、粗利益率37%に上昇、純損益一株当たり11セントの黒字は7年ぶりの水準。前年は4セントの赤字。売上高53%増。ライゼンとラデオンが好調推移。マイニング需要は減退。

 

Visa tops profit estimates on higher consumer spending

クレジット決済大手ビザのQ3決算、EPS1ドル、調整後1株益1.20ドル、前年同期0.86ドル。営業収入15%増


 

Ford profits plunge amid ‘business headwinds,’ rising metals costs

フォードの決算は減益、通年の見通しを引き下げ。トランプ関税のせいで中国での事業に下押し。サプライヤーの工場火事の影響で生産遅延。

個人的見解:トランプ関税の影響というより、反米感情の高まりによる米国車を避ける動きが出ている感じ。マージンの圧迫ではなく、そもそも価格を動かす前から売れいきが鈍っています。

 

UPS profit tops estimate as online demand rises

ネット通販の拡大でUPSの決算が好調。第二四半期決算は売上9.6%増、純利益は7.3%増、調整後1株利益が1.94ドル。

 

BRIEF-米原油在庫、614.7万バレル減=EIA週間石油在庫統計(予想 …

原油在庫 減

ガソ在庫 減

原油輸入 減

製油所稼働率 低下

クッシングの在庫 減

ガソ生産 減

 

ボーイング:利益とキャッシュフローを空中給油機が圧迫、470億円特損

空中給油機の納入が遅れており特損470億円を計上。これを除くと売上、利益ともに絶好調。


 

 

コカコーラ、4 6月期業績が予想上回る ゼロシュガーなどの販売好調

オーガニック売上5%上昇、北米売上7%増加、全体売り上げは8%減少。ボトリング事業の売却のため。

通年見通しは利益予想据え置き、オーガニック売上は最低4%上昇。

 

EU finds evidence carmakers are manipulating results
Brussels fears carmakers manipulating emissions tests: FT
愚か。WLTPの開始に向け、自動車メーカー各社が測定値を操作している証拠を発見とのこと。わざわざ過放電されたバッテリーを用いて、テスト中にバッテリーを充電させるために余分に燃料を消費するよう操作したりなどしている疑いがあるとのこと。これによって2019年秋から始まるWLTP基準、そしてその先にある2021年からの排出量削減目標達成を簡単にすることが可能になるとのこと。ようするに、スタート時点で下駄を履かせておけばいいという判断。ひどい。
オムロン2019年3月期 第1四半期決算短信[米国基準] <PDF 631kb>
オムロンの2Q決算、売上高3.1%増、営業利益13.6%減、EPS69.86
ヘルスケアと車載部門は良好なれど、制御機器部門、電子部品部門などが減益。とくに電子部品はトップラインも落ちている。社会システム事業は相変わらずのお荷物っぷり。
花王の2018年12月期第二四半期決算 売上高1.6%増、営業利益3.9%増、包括利益9.8%減
インバウンド需要の活況で高級路線の化粧品需要は旺盛だが、中価格帯商品は総じて市場縮小。スキンケアは欧米での競争激化で減益。全体的に業績拡大のモメンタムが弱い。ネガティブな印象。