2018年8月7日 米国市況概況

 

 

昨晩のNY市場はダウ、ナスダック、S&P500、ラッセル2000すべてが小幅上昇でもみ合う一日。VIX指数は10.93と1月以来の低い水準で、S&P500ももう少しで新高値更新といったところ。

この日は公益とタバコ、飲料、食品、菓子、ヘルスケアの一角などノンシクリカルがやや弱いいっぽうでシクリカルセクターは総じて好調。

個別には決算を受けてエマーソンエレクトリックEMRが4.25%高。

おなじく決算を受けて肥料のモザイクMOSが5.32%高。

金融バックオフィスのブロードリッジBRも市場予測を下回る決算ながら11%上昇。

 

逆にインドラ・ヌーイCEOが退任するペプシコPEPが2.69%安。

ホテルのマリオットMARは決算を受け3.75%安。

メディア大手ディスカバリーDISもスクリップス買収に伴う統合コスト上昇で5.09%安

 

ここもと、セクター間がシーソーゲームのように動いている気がする。

とりあえず、退屈だけれど下がりそうに見えないチャート。

ダウNasdaq合わせると62億株の売買量。

なにもかもがフツーすぎて、こういうときこそ慎重になるべきと思います。