2018年8月30日 米国市況概況

 

昨晩のNY市場はダウ、ナスダック、S&P500、ラッセル2000揃って下落。

終盤まで値を保っていたものの、トランプ大統領が9月6日にも対中関税導入かと伝えられ一気に値を下げる動き。

終わってみれば全体的に上昇一服となり、上がったのは公益一セクターのみ。

全体的な下げのなかでも素材の下げが大きく

以下、半導体、金融、工業、一般消費財とシクリカルなセクターが総じて軟調。

ただ、特定の銘柄が主導して大きく下げるというよりも、セクター全体が満遍なく落ちるような感じ。

また、関税導入の報はかなりの部分織り込まれていたとも見え、ショック安のような展開にはならなかった。

個別には、主力ゲームのバトルフィールドシリーズ新作が遅れるとの見通しからエレクトロニックアーツEAが10%近く下落。

同業に比較して軟調な決算だったダラーツリーDLTRが下落。

アマゾンAMZNは0.21%高で初の2000乗せ。

アップルAAPLはバークシャーが買い増しと伝えれられ逆行高。

予想比悪すぎる決算を受けてアバクロANFは17.2%安。

エネルギー価格は上昇しているが、総じてエネルギー関連株はさえず。

 

合算売買高は59.9億株。S&P500の新高値は31銘柄出ており、トレンド的には弱くない。