2018年10月1日 米国市況概況

 

昨晩月曜日のNY市場はダウ、S&P500が上昇、ナスダックが小幅下落、ラッセル2000がやや幅を広げて下落した。

 

 

この日は原油価格上昇を好感してエネルギーセクターが大きく上昇。

工業セクターはゼネラルエレクトリックGEがフラナリーCEO退任、元ダナハーCEOのラリー・カルプ氏が会長兼CEOになるとの報道で大幅高

GEのジョン・フラナリーCEOが解任、後任にラリー・カルプ氏~トライアン・ファンド主導か?

ボーイングBAは高値更新。

素材セクターも上昇。

原油価格上昇を嫌気してデルタエアDAL、ユナイテッドエアUAL、アメリカンエアAALなど大手航空セクターが安く

航空需要減退がホテル稼働率に影響しやすいマリオットMAR、ヒルトンHLTなどホテル株が安かった。

 

ここもと買われているヘルスケアはこの日も総じて強く、安定感のある推移。

情報技術はマチマチで情報流出問題を引き続き嫌気されているフェイスブックFBが下落する一方、マイクロソフトMSFT、アップルAAPLなどはしっかりした動き。

半導体は銘柄によりマチマチ。

インテルINTC、AMDが下落するいっぽうでエヌビディアNVDAは3%近い上昇。

金利高止まりを嫌気して公益、不動産は安い。

 

 

この日特徴的だったのはラッセル2000の下落。

8月からの上昇を吐き出す動きとなっている。

 

この日の合算出来高は68.6億株

エネルギーはまだまだしっかり。