2018年10月16日 米国市況概況

 

 

 

S&P500

 

 

10年債利回り

 

WTI原油

 

昨晩火曜日のNY市場はダウ、ナスダック、S&P500、ラッセル2000揃って2%を超える大幅高。

とくにNasdaqの大型株が強いほか

昨日に引き続き小型株中心のラッセル2000も強い。

この日はゴールドマンサックスGS、モルガンスタンレーMSの2社が決算を発表。

ここもと発表された金融系決算同様の好調な成績だったものの、JPモルガンJPMやウェルズファーゴWFCなどの決算時とことなり、素直に好感して上昇する動き。

細かい粗さがしをする相場から、素直に数字を眺める相場へ、地合いの変化をうかがわせる動き。

市場開始前に発表された鉱工業生産、JOLT求人件数などが好調だったものの、債券は落ち着いた動き。

株価が上昇するなかでも債券利回りはおちついていた。

 

 

この日はここもと逃げ場的に買われてきた高配当銘柄群が弱く、公益や、通信のAT&T、ベライゾンVZ、フィリップモリスPM、アルトリアMOなどは軟調。

金鉱株のフリーポートマクモランFCX、ニューモントマイニングNEMなども弱い。

 

逆に、ここもと売られていたバイオや情報系のキラキラ銘柄が上昇。

バイオ株はほぼ全面高、メディカル機器関連もほぼ全面高。

FAANGは総じて2~3.5%程度の上昇。

 

個別にはネットフリックスNFLXが会員数の伸びが予想を大幅に上回ったほか、

保険株決算の先鋒であるユナイテッドヘルスUNHも業績好調で安心感の漂う展開

ブラックロックBLKは株式、債券、長期投資収入が2016年2四半期以来の低水準に落ち込み4.44%やす

ウォルマートWMTはインド事業フリップカート買収でコスト上昇、ネット販売の伸びを下方修正したものの上昇

アドビは決算説明を好感して10%近く上昇。

 

 

合算出来高は75億株。

 

 

 

2018年10月15日 米国市況概況