S&P500
10年債利回り
WTI原油
前営業日は2018年10月22日 米国株式市況概況
昨晩のNY市場はダウ、ナスダック、S&P500、ラッセル2000揃って下落。
前日引け後に発表されたキャタピラーCATやスリーエムMMMなどの決算を受けて、実体経済の悪化傾向を確認、大幅に売られて始まった。
その後は買い戻しなども入り下落幅は小幅に。
経済情勢悪化傾向を受け原油価格が急落
この原油価格下落を受け、エネルギー株が全面安。
エネルギーセクターはS&P500のなかで2.67%安。
これが大きく指数を押し下げた。
また、広範囲な景気後退を意識してユニオンパシフィックUNPやCSXなど鉄道株などの輸送セクターが下落。
輸送株20種は1.90%の下落となった。
資本財関連も弱く、キャタピラーCATのほかディーアDEなどもそろって下落。
上昇したのは生活必需品と不動産、タバコなどの高配当株。
この日の合算出来高は91億株
しっかり大商い。
ものによっては割安感が漂っていて、しっかり下値では買いが入っている。
しかしチャートパターン的にはもう一度下を向いたら目も当てられない展開になるわけで、なかなか買い向かうのが勇気のいる展開。
個人的には様子見だけど、買いたい人の気持ちもわかる。そんな展開。