【統計】カタールの一人当たりGDP【グラフ】
カタールの一人当たりGDP
中東カタールの一人当たりGDPはエネルギー価格に大きく左右される。
オイルショック時に急激に上昇したカタールの一人当たりGDPはその後長らく低迷。
2000年代の世界的な景気拡大で再度上昇に転じ、一時は世界一の一人当たりGDPを誇る国となったが、近年はエネルギー価格の停滞により再び低迷の時期を迎えている。
ただ以前と違うのは、エネルギーばかりに依存した経済ではない点。
カタールの首都ドーハは金融としても発展しており、またアラブ系メディアの中心的存在でもあるアルジャジーラの庇護を行っている国でもある。
またアラブ系でありながらイランとの関係も良好。
これらの点を気に入らないサウジアラビアのムハンマド皇太子からはたびたび嫌がらせを受けており、カタールの半島の付け根をサウジ側が掘り返して運河にすることで、カタールを事実上の島国にしてしまう壮大な計画なども噂されたことがある。
なお、カタールの一人当たりGDPが高いのは、カタールに住み働く人のうち、カタール人が少ないからというのが大きい。
カタール国籍を持つ人は全体の13%?ほどでしかなく、このことが一人当たりGDPを押し上げている。
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