【統計】タイの一人当たりGDP【グラフ】
タイの一人当たりGDP
タイの一人当たりGDPは戦後大きく成長しました
とくに1985年からの成長はすさまじく、年率9%程度の成長を10年も続けました。
その後アジア通貨危機で大きく低下したものの、2000年代からはほぼ一貫して上昇。
背景として、日本の自動車産業などがタイをアジアのデトロイト化しようと積極的に投資をしたこと、タクシン元首相の撒いたビジネス環境が最適にマッチしていたことが挙げられます。
ただ、タイの経済は、一人当たりGDPでみると農村部は都市部の半分程度でしかないなど格差の問題が大きく
また民族資本が弱いこと、汚職が蔓延していること、軍政による言論弾圧が続いていることなどが懸念される状況となっています。