トルコが『クルド人民防衛隊YPG』への軍事作戦を実行か

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トルコのエルドアン大統領、『クルド人民防衛隊YPG』への軍事作戦を実行か

 

 

 

 

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トルコがいよいよ『クルド人民防衛隊YPG』への軍事作戦を実行か

Turkey threatens to ‘bury’ Kurdish forces in Syria amid U.S. withdrawal

トルコのエルドアン大統領は、シリアに居座っているクルド人組織『クルド人民防衛隊YPG』への攻撃を数か月前から警告してきましたが、ここにきて事態が急展開しています。

 

 

『クルド人民防衛隊YPG』と協力関係にあった米軍がトランプの命令で帰国

トランプ大統領は12月19日、突如として

「シリア駐留の米軍を帰還させる」

と表明。

これに対してはマティス国防長官などが抗議していたとのことですが、その意見を無視して強硬に帰還すると表明しました。

 

 

 

トルコ側から『クルド人民防衛隊YPG』への援助停止を求められた可能性

これに関して可能性として浮上しているのが、以下の内容です。

つまり、『クルド人民防衛隊YPG』への米政府からの援助を停止するようトルコ側から強く要請されたということです。

この背景にはトルコ国内のサウジ総領事館でジャマル・カショギ氏が殺害された事件の影響もあるとされ、トルコ側がこれ以上の捜査や要求を控える代わりに、アメリカもトルコの言うことを聞いたというものです。

サウジ出身の反体制記者ジャマル・カショギ氏がサウジ領事館内で殺害された可能性

ジャマル・カショギ氏殺害事件に関しては、黒幕としてサウジのムハンマド皇太子の名前が挙がっています。

しかし、ムハンマド皇太子はトランプ大統領の娘婿クシュナー氏の親友であるとされ、トランプ大統領はこれを守るためにトルコ側に譲歩をしているのではないか、というものです。

 

 

 

そもそも『クルド人民防衛隊YPG』のなにが問題?

そもそもトルコにとって、なぜ『クルド人民防衛隊YPG』が問題なのでしょうか?

なぜそうまでして攻撃しようと考えるのでしょうあk。

これを考えるには、クルド民族についてみていく必要があります。

 

 

『クルド人民防衛隊YPG』の構成員クルド人とは?

クルド人は人種的には2000万人?くらいいるとされているのですが、国家を持たず、領土も持っていない。

長年、自分たちの国、領土を求めてイラク北部、トルコ、シリア北部などを中心に独立闘争を繰り広げてきました。

なかには殺人やテロなどの行為をする者もいたとされ、トルコ、シリア、イラクなどはクルド人を警戒。

独立を抑え込むために軍事行動を何度も行ってきました。

(サダム・フセインによる化学物質によるクルド人虐殺は国際問題になりました。)

とくにイラク北部ではキルクークなどの石油が豊富な地域を実効支配。

エネルギーの利権を利用して欧米社会との太いパイプを作り、後ろ盾をつくりあげてきました。

アンドルー・ブランソン牧師が解放へ~正体はやっぱりCIA?トルコリラはどうなる?

上の記事にはロスチャイルド系のGelnel Energyなどとの関係があると書きましたが、他にも欧米、ユダヤ系のバックアップを常に受け続けてきたのが近年のクルドです。

そのひとつが、米軍によるシリア駐留だったと思われます。

 

 

 

『クルド人民防衛隊YPG』とクルド民主統一党PYDとクルディスタン労働者党PKK

クルド民主統一党PYDはシリアにおけるクルド人のための政党です。

そのPYDの軍事部門が『クルド人民防衛隊YPG』です。

2004年のアルカーミシュリー暴動のあとに設立されたと言われています。

そして、この同盟相手が、トルコからの分離活動をしているクルディスタン労働者党PKKなわけです。

つまり・・・

 

 

トルコはクルディスタン労働者党PKKと関係の深い『クルド人民防衛隊YPG』を攻撃したい

 

ということ。

『クルド人民防衛隊YPG』の同盟相手クルディスタン労働者党は、トルコ国内ではテロ組織扱いです。

これと同盟関係をむすんでいる『クルド人民防衛隊YPG』もまた、テロ組織と同じようなものだとみなしている可能性が高いです。

 

 

 

 

とりあえず、シリアとトルコとロシアは今回の軍事作戦について本気でしょう。

今回の軍事行動が実現した場合、対ISで纏まっていたアサドと『クルド人民防衛隊YPG』の関係は崩壊します。

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いろいろと影響が大きい内容ですが、日本ではほとんど報道されない。

なんででしょうか。。。

以上。