企業物価指数(2018年1月速報)
http://www.boj.or.jp/statistics/pi/cgpi_release/cgpi1801.pdf
PPI上昇は昨年11月をピークに軟化。輸入物価への寄与上位は石油、化学製品、金属製品など。ここ最近の原油価格下落が継続するなら、石化は年後半には下方圧力にかわる。金属、スクラップ価格は中国次第。
輸出物価の伸びは停滞。交易条件は悪化に転じており、企業業績拡大のためには数量増加に頼らざるを得ない環境にかわってきている。
企業物価面から総じて言えることは、景気拡大に勢いがなくなってきている。