大阪西成あいりん地区が中華街に?~大阪中華街構想とは~
大阪中華街構想が動き出す~2025年までに中華門建設へ
さすが商魂たくましい中国人です。
日本人なら絶対に手を出さない・出せない、大阪市西成区のあいりん地区。
平均寿命が日本で断トツ一番に短い地域としても知られる、この大阪市西成区ですが、よりにもよってここに中華街を誘致する計画がぶちあがっているそうです。
大阪・西成に中華街構想 中国人団体に地元「無理ある」 朝日2019年2月16日
大阪中華街構想を推し進める大阪華商会
この大阪中華街構想を推し進めるのは、西成区で不動産業を営む中国人経営者、林伝竜さんら約40人でたちあげた「大阪華商会」。
このたび春節にあわせて、地元金融機関関係者などを招いて盛大な新年会パーティーを開催。
この席上、大阪中華街構想を説明したとのことです。
https://mp.weixin.qq.com/s/2ScjpIQi-u0bsHTzM-PieA
大阪中華街構想の場所は・・・
この大阪中華街構想ですが、計画されている場所がまたすごい。
具体的に報道されている場所は、御堂筋線動物園前の南側、十字に広がるアーケード商店街。
日雇い労働者がたむろする街であり、かつて大規模な暴動などもあったあいりん地区(通称、釜ヶ崎)の一帯です。
かつては、結核菌の保菌者数が多いとか、覚せい剤を真昼間から堂々と売っている売人がいたりとか、賭博が平然と行われているとか、飛田新地で管理売春が暗黙の了解下に行われているなど、無法地帯化したところという印象が強い地域でした。
大阪の人ですら足を踏み入れないで一生を終える人も多い場所ですが、中国人はそんなことおかまいなしのようです。
数年前から中国人はこの近辺の不動産価格の格安さに目を付け買い漁っていったもよう。
「あいりんは中国人に乗っ取られた」ガールズバー浸食 性的サービスの噂は? 産経 2015年11月7日
大阪中華街構想を推し進める中国華商会の林伝竜さん
この大阪中華街構想を推し進めているのが、さきほども紹介した中国華商会の林伝竜(りんでんりゅう)さんです。
2005年、建設作業などで稼いだ金を元手に、林伝竜さんはカラオケ中華料理店をあいりん地区で開店。
その後、不動産業に進出し、周辺の空き店舗をカラオケ居酒屋にかえるなどして業容を拡大。
近年、この周辺では中国人によるガールズバーやカラオケスナックが急増しているとのことです。
萩之茶屋本通り商店街や今池本通り商店街、動物園前一番街・二番街(飛田本通商店街)などを中心にこうしたカラオケ店が増えているとされ、そうした店に夜な夜な通う男性客も増えているのだとか。
林伝竜さんはこうして稼いだお金をもとに、2017年12月にはパチンコ店舗を競売で競り落とし、一階をカラオケ居酒屋、二階を民泊、3階を親睦活動の中心地に提供し、このなかで大阪中華街構想が動き出したのだそうです。
こうした不動産業を営む中国人のかたは、あいりん地区で現在10人程度はいるとされ、そうした方たちが西成再開発を推し進めようとしているとのことです。
大阪中華街構想に対して地元の反応はひややか
こうした中国人主導の西成再開発案に対して、地元あいりん地区の方たちの反応は冷めていると報じられています。
最近は中華マネーで地価も上昇しており、これを快く思わない昔からの居住者も多いのだとか。
とりあえず、高齢化が進む西成地区ですから何らかの起爆剤が必要でしょうが、そうした再開発に反対する動きはどこでもある話。
今後の動向に注目が集まっています。
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