トランプ大統領が米産業界に対して5G実用化で苦言~ファーウェイを念頭においたもの???
トランプ大統領が5G、6Gなど通信技術について以下のようなtweetをしています。
I want 5G, and even 6G, technology in the United States as soon as possible. It is far more powerful, faster, and smarter than the current standard. American companies must step up their efforts, or get left behind. There is no reason that we should be lagging behind on………
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) February 21, 2019
….something that is so obviously the future. I want the United States to win through competition, not by blocking out currently more advanced technologies. We must always be the leader in everything we do, especially when it comes to the very exciting world of technology!
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) February 21, 2019
「(通信技術に関して)アメリカは、すでに進んだ技術(たぶんファーウェイ?)を排除するのでなく、競争によって勝ち抜いてほしい。」
ご存知の通り、アメリカは現在、中国ファーウェイの通信機器を5G網から排除するように世界中の各国に要請しています。
ファーウェイの製品には安全保障上のリスクがあるだとか、スパイチップが埋め込まれていただとか、あれこれイチャモンつけて潰そうとしています。
そのアメリカのトップであるトランプ大統領が、なぜか、こんなtweetをしている・・・
「自分のことを棚にあげてなにゆーてんの?」
というツッコミが来ることくらい承知のうえでしょう。
むしろ・・・それでもなお、トランプ大統領は言いたいことを言いたかったのではないか・・・つまり
トランプ大統領はファーウェイへの批判をホンネではしたくないのではないか?
周りの取り巻き連中が利害優先でファーウェイ排除を進めているけど、そういう競争はフェアじゃない・・・なんかおかしい。
そうトランプ大統領は感じ始めているのではないか、そんな気がしますが、気のせいでしょうか?
考えてみれば、トランプ大統領はここもとファーウェイへの直接的な批判は避けています。
ファーウェイの創業者の娘がカナダで逮捕されたときだって、司法省がアメリカへの移送を求める動きをみせるなか、トランプ大統領はディールで解決したいむねの発言をしてしまっています。
その後、この発言は周囲の人たちによってなかったことにされて、トランプ大統領は黙ってしまいましたが・・・
どうも個人的に、トランプ大統領はアメリカの主流派の考えと違った方向を向いているような気がしてなりません。
トランプ大統領は、アメリカ政府がファーウェイに関してフェイクニュース流してズルをしているのに気付いている。
だからこんなことを言い出しているように思えて仕方ありません。
もしそうだとするなら、なかなかいい人ですよ、トランプ大統領。
ゴールデンシャワ―くらい許してあげてください。
世界平和に必要なら、そのくらいなんてことではないはずです。
ゴールデンシャワ―についてはこちら⇒トランプ大統領の人物像とその分析・評価
以上。