2019年3月19日 米国株式市況概況~米株ヒートマップ・S&P500・米国債・WTI原油チャート~
米国株式ヒートマップ
S&P500
米10年債利回り
WTI原油
2019年3月18日 米国株式市況概況~米株ヒートマップ・S&P500・米国債・WTI原油チャート~
昨晩のNY市場はダウ、S&P500、ラッセル2000が下落、ナスダックが上昇した
・・・が、株価的には実質的にフラット
株価推移的には高寄り後の安値引けであり、ネガティブな動きとなっている。
セクター的には下げたのは公益、不動産、金融など
金利敏感セクターと金利鈍感セクターが同時に下がる展開。
逆に、ヘルスケアが総じて堅調だったほか、
ソフトウェアや情報技術などもOK
半導体も底堅く推移
個別には、決算を発表したフェデックスFDXは、決算ネガティブながらさほど大きく落ちる状況とならず。
ここまでの下落でだいぶ織り込んでいるもよう。
いっぽう同じ輸送セクターでも鉄道輸送のユニオンパシフィックUNPはアナリストによる格付け下落を受けて3.3%安。
半導体は、データセンター向け需要拡大を期待してエヌビディアNVDAが再度上昇し始めたほか、マイクロンMU、ブロードコムAVGOなども堅調。
市場に意欲はそこそこある。
この日はFOMCの結果待ちで売買意欲が乏しくなるなか、米中貿易戦争で中国側が一部項目に反発しているとブルームバーグが報道し、これがやや嫌気される流れ
・・・との解説あり。
ただ、個人的にはあまり関係ないかなと思われる。
なお、合算売買高は71.6億株。