2019年4月17日 米国株式市況概況~米株ヒートマップ・S&P500・米国債・WTI原油チャート~
米国株式ヒートマップ
S&P500
米10年債利回り
WTI原油
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昨晩のNY市場はダウ、ナスダックがほぼ横ばい、S&Pとラッセル2000が下落
この日は高安後に下げに転じる流れ。
この日に限った話ではありませんが、ここもとヘルスケア関連株が非常に大きく売られていて、指数の足を引っ張っています。
とくに医療保険や薬剤給付管理/PBM関連が非常に弱い。
これらについては2019年3月5日に以下の記事でも書きましたが
⇒薬剤給付管理PBM関連銘柄に売り圧力~大統領選を控え、共和民主両 …
とりあえず、次期米大統領選に向けて候補者各陣営の主要公約のなかに、医療費や薬価、PBM、保健医療の問題がごろごろと盛り込まれている状況。
こうした争点になりやすい銘柄は今後マージン悪化が懸念されており、手控え気分が強くなっています。
なお、この日はモルガンスタンレーMS、ユナイテッドコンチネンタルUAL、ペプシコPEPなどが決算発表
それぞれポジティブな内容で株価は上昇したものの、全体への波及はあまりない状況でした。
また、昨日のアップルAAPLとクアルコムQCOMの特許問題和解を再度好感してこの日も上昇。
⇒特許紛争はクアルコムの勝利で終了~アップルは5G展開を急ぐためQualcommに泣きつくしかなかった~
⇒5Gモデムチップメーカーが寡占化?西側諸国にはクアルコムとサムスンしか供給できず高騰の可能性?
インテルはこの件で5Gモデムの開発から撤退すると伝えられ
これで利益率の高いサーバー事業などに集中することが期待され上昇しました。
なお、その他の銘柄は全体的にまちまちの展開。
合算売買高は70.7億株。