【2454.tw】MediaTek(メディアテック)の業績、決算と株価
今回はMediaTek(メディアテック)についてみていきます。
MediaTek(メディアテック)は台湾の半導体設計メーカーです。
同社はほぼファブレス企業であり、自社では簡易なものしか製造せず、もっぱら回路設計に従事し、製造過程はTSMCなどファウンドリに丸投げしている企業になります。
MediaTek(メディアテック)の事業内容
MediaTek(メディアテック)の事業内容は半導体の回路設計になります。
具体的にはスマートフォンやタブレット、デジカメなどの製品向けにARMベースの半導体を提供しており、
ASUSなどの安いタブレットに搭載されているほか、
発展途上国などで販売されるフィーチャーフォンのたぐいにも、MediaTek(メディアテック)の製品が採用されています。
同社の製品の特長としては、「安い」ことに尽きると思います。
そこそこ動いて、かなり安い
それがMediaTek(メディアテック)の製品の最大のアピールポイントとなっています。
同社は開発工程の効率化のため、ほとんど自前では製造拠点を持っていません。
ほぼすべてTSMCなどのファウンドリに製造を委託するファブレス企業となります。
MediaTek(メディアテック)の業績推移
MediaTek(メディアテック)の業績推移は以下のようになっています。
売上
https://twitter.com/chu_sotu/status/1124127768520749056
EPS
https://twitter.com/chu_sotu/status/1124127817250172928
ここもとあまり業績はよくありませんが、それでも赤字にはなっていません。
しぶとく5G向け開発なども行っており、年後半には提供開始されるのではないかと言われています・・・が、実際どうなるかはわかりません。
MediaTek(メディアテック)の業績~2018年Q4
https://twitter.com/chu_sotu/status/1124127898279923712
MediaTek(メディアテック)の2018年Q4業績は上記のようになりました。
損益環境はこのご時世においてもしっかりしています。
MediaTek(メディアテック)の業績~財務
財務状況は以下のようになります。
https://twitter.com/chu_sotu/status/1124127970161860608
MediaTek(メディアテック)の財務は非常に健全なことがわかります。
MediaTek(メディアテック)の株価
MediaTek(メディアテック)は成長力が落ちており、台湾市場では大きく値を下げています。
PERは21倍を超えており、EV/EBITDAも12倍~14倍程度
あまり安くはありません。
とりあえず、個人的にはパスです。
なお、上記はあくまでも個人的見解です。
特定の投資スタンスをお勧めするものではありません
投資においては自己責任で行っていただきますようお願いいたします。