2019年5月23日 米国株式市況概況~米株ヒートマップ・S&P500・米国債・WTI原油チャート~
米国株式ヒートマップ
S&P500
米10年債利回り
WTI原油
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昨晩のNY市場はダウ、ナスダック、S&P500、ラッセル2000がそろって下落
もうさんざん言い古したが、相変わらず相場の中心は米中貿易戦争の行方
この日は中国側から米国政府を詰るような発言が飛び出し、
問題の深刻化を市場が意識。
さらにこの日はソフトデータの一部も相場を冷やす流れに作用
米製造業PMI速報値が50.6となり4月52.6から低下
好不調の分かれ目である50ギリギリ
この数字は2009年9月以来とのことで、企業担当者の景況感の悪化がかなり深刻化しつつあることがみてとれたことも悪材料視された。
相変わらず半導体関連が良く売られているが、この日はエネルギー関連セクターも売られる流れ。
EIAのデータによると在庫が大きく増加しはじめており、原油が余っていることを示唆
生産量はさほど増えていないはずだし、輸入量も抑制されているが、原油の在庫は増えている。
需給環境の大幅な悪化が意識される流れ。
なお、債券利回りは急低下。
こうした中で株式の上昇セクターは公益と不動産という、いつものパターン。
合算出来高76.1億株
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