2019年6月20日 米国株式市況概況~米株ヒートマップ・S&P500・米国債・WTI原油チャート~
米国株式ヒートマップ
S&P500
米10年債利回り
WTI原油
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昨晩のNY市場はダウ、ナスダック、S&P500、ラッセル2000揃って上昇
引き続きFRBのハト派スタンスと、米中貿易摩擦の緩和期待が市場を下支えするなか、S&P500は最高値を更新。
この日はイランが米偵察機を撃墜
これを受けて軍事衝突リスクの高まりが意識され、原油価格が上昇
これがエネルギーセクターには追い風になり、国内での活動が中心の独立系、探査系銘柄を中心に大幅高
米中貿易摩擦緩和期待から資本財、ハイテクセクターも高く
オラクルORCL、アドビADBEなど、ここもとの堅調な決算動向を受けソフトウェア株も上昇
情報技術など総じて上昇した。
一方下げた銘柄としては、エネルギー価格上昇を嫌気して航空銘柄が安かったほか、
キューバへの旅行禁止などの影響でカーニバルCCLなどクルーズ銘柄が安かった。
合算売買高は75億株。
ここもとフィラデルフィア連銀指数やNY連銀指数などセンチメント系指標が大幅に悪化している。
この調子でいけばISMもPMIも酷いことになりそうだが、それすらも金利緩和への後押しと解釈する市場のセンチメントの良さが支えとなっている。