2018年5月5日 午前 ニュースまとめ

備忘録がわりにニュース記事をまとめます。

独断で掻い摘んで纏めます。

この記事は日中随時更新します。


10時41分

Alibaba tops revenue forecasts as investments clip margins

中国の電子商取引サイト、アリババ集団の1-3月期決算。売上高は前年同期比61%増。営業利益率が15%に低下(前年同期は25%)。電子商取引事業が62%増収、クラウドが103%増収。

個人的見解:コスト管理がザルすぎる。日本企業も中国企業もそうなんだけど、ちょっと好調になるとすぐにザルになるのは、企業統治に対する社会全体の意識に著しい欠陥があるとしか思えない。

 

バフェット氏、アップル株買い増し3位株主-IBM持ち株すべて放出

個人的見解:Appleの株主還元姿勢はとても優等生的ですから、バフェットが投資するのも頷けます。ただ、バフェットはかなり老い耄れてきています。こと技術セクターに関しては、投資案件の多くが微妙な状況にあります。IBM、GEもバフェットが投資したころは提灯がつきました。それらは今では消えています。Appleが同じ道を辿るとは言いませんが、権威に盲目的に追随する動きには違和感があります。

 

米、赤字22兆円削減要求 中国通商協議「大きな相違」 (1/2ページ)

米中通商協議が始まって三日たちました。アメリカ側が中国に要求していた貿易赤字の削減目標について、アメリカ側はこれを二倍に引き上げました。

個人的見解;当初はムニューチンの周辺だけで話をつけるはずだったのに、ナバロ、ロス、ライトハイザーの三人が同行することになった時点で話が拗れるのはみえていました。たぶん破談でしょう。実際に通商摩擦が過熱した場合、中国を隠れ蓑にしてアメリカに迂回輸出している日本・台湾・韓国の輸出産業は、かなり壊滅的な影響を受ける可能性があります。

マーケットは米中通商摩擦を舐めていると思う

>日本、台湾、韓国のアジア三か国は、中国に半導体や電子デバイスを輸出しています。日本はそれに加えて、製造設備も輸出しています。

>もしも米中通商摩擦が激化した場合、これらの輸出が激減することが予想されます。

 

アルゼンチン、緊急利上げで政策金利40%に

個人的見解:ついこないだドル建て百年債を7.9%の金利で発行したアルゼンチンですが、あれから一年もせずにリラ建て政策金利は40%になってしまいましたw

もちろん政策金利ですし、ドル建てではありませんし、同じ土俵で比較するのは不適当だとは思うのですが・・・まぁ、買っちゃった人は今頃やきもきしているんじゃないかと思われます。

思うに、あの2017年6月19日のアルゼンチンによる百年債発行と応札3倍オーバーという現実が、債券バブルのピークだったように思います。アルゼンチンは過去200年8回もデフォルトしています。過去100年でも5回もデフォルトしているんです。それが100年債を発行する・・・しかも7.9%なんていう低金利で・・・なにかの冗談でしょう。

 

米石油掘削リグ稼働数、5週連続で増加=ベーカー・ヒューズ

今週は稼働が9基増加。このところかなりハイペースに伸びています。原油価格には下押し圧力になるはずですが、好景気による需要増により在庫は世界的に低く保たれているようです。