内閣府発表 機械受注統計 2017年12月実績
はっきりいって、悪い。
内需と外需にわけてみるとこんな感じ。
内需横ばい、外需頭打ち。外需は中国の好調につづき米国も回復しているが、それ以外が減速している。
総じて踊り場という認識。
内訳は以下の通り
製造業の受注は昨年12月から怪しかったが、今回は三か月先の見通しも減少を見込んでいる。今回は一部セクターが大きく減少して足を引っ張っているという面はあるものの、やはり楽観視はできない。
非製造業は、通信業の下落傾向がかなり長引いている。これは携帯電話各社による競争激化の影響で設備投資に回す費用が減らされていることの他に、2020年頃から本格化する5G通信網投資への準備という部分もあるはずで、いずれの時点かで反転に転じるものとみている。その際には通信機器メーカー株はおいしい。初動を逃さないように要チェック。
とりあえず・・・日本国内の産業はどんどんイギリス化していっている。5年先、10年先の日本の貿易構造が恐ろしくなる。まぁ、そんなことを俺が嘆いたところでどうしようもないのだけど。。。
by中卒くん