18/6/17午前 曙ブレーキ工業 新構造ブレーキキャリパーを開発 低ひきずり実現か?

備忘録がわりにニュース記事をまとめます。

独断で掻い摘んで纏めます。

この記事は日中随時更新します。


2時7分

楽天モバイル、主力料金プラン月額1480円=従来から500円安く
楽天の格安スマホ、長期割を発表 大容量プランも拡充

2019年秋に携帯キャリア事業に参入予定の楽天ですが、格安スマホを展開している楽天モバイルのスマホ料金を大幅に値下げしてきました。これにより2019年に300万回線の契約を期待しているそうです。

個人的見解:本格的に携帯キャリア事業を始める前に格安スマホ事業で囲い込みをかけてきたようです。ただどちらにしても、コストが大幅に先行する事態は避けられません。消費者としては頑張って欲しいところですが、株主泣かせな事業ではあります。

 

【電子版】ルノー、フランス国内でEV生産拡大 4工場に1200億円超投資

EUの自動車排ガス規制は、今年秋に迫ったWLTPと2021年規制の組み合わせで、既存のガソリン車では一気にクリア困難な事態に陥ります。各社EV化を急いでいます。

 

首都圏マンションの平均賃料、2016年以降で最安値を記録

2017年にあがり始めたかにみえたマンション賃料ですが、直近調査では下げに転じてきているそうです。ただ、この調査は駅からの距離がやや遠い物件も含んでいます。母集団をどうとるかで結果が異なってきそうに思います。

 

5月の首都圏マンション発売戸数、5.4%減 大型物件が低調

東京都区部は1.7%増加。東京都下が15.9%減、神奈川が34.6%減と大きく落ち込む。一戸当たりの平均価格は0.8%上昇。月間契約率は62.2%。5月の即日完売物件はゼロ。比較可能な1990年以降で初めて。

個人的見解:はっきり言って悪い数字です。都心のタワマンだけが好調で、あとはダメ。都心のタワマンも物件次第で売れ行きにバラツキが出ていると、不動産関係の知人は話しています。

 


曙ブレーキ工業 40年ぶりにディスクブレーキの構造を刷新した「新構造ブレーキキャリパー」を19年から投入

40年ぶりにディスクブレーキの構造が変わった! 曙ブレーキ工業が開発、来年から量産へ

新構造ブレーキキャリパーは、アルミ素材を用いることで既存製品に比べて最大30%軽量、ブレーキパッドの偏摩耗を1/5程度に低減。またEV時代到来をふまえ、制動力の向上や低引きずりを実現したとのこと。ここまで会社側発表。

曙ブレーキ、世界初「新構造ブレーキキャリパー」を開発 (会社ホームページ)

以下個人的見解:

具体的な内容がよく見えませんが、低引きずり化が実現できたのなら画期的だと思います。キャリパーを強調していますので、このニュースの一番のキモはたぶんここじゃないか?と思います。アルミ化による軽量化は以前からありますし、偏摩耗を解消する手段も開発されています。燃費向上につながる低引きずり化がどの程度のものかが重要だと思います。

低引きずり化というのは、つまりブレーキパッドとブレーキローターの隙間を細かく調整する機構が実現できたということです。今まではブレーキを踏んだあとに完全には元に戻っていなかった。戻しすぎてしまうと次のブレーキタイミングで強く踏まないといけませんからね。どういう仕組みでこれを解決したのかよくわかりませんが、クリアランスの制御をキャリパーが適切に行えるようになるのならそれにこしたことはありません。19年に投入とのことですのでまだ開発完了ではないのでしょうが、期待してみていきたい材料ではあります。

ちなみに株価についてですが、かなり材料株好きが集まって騰がっています。こんな材料ひとつでそこまで反応するのはやりすぎ、と個人的には感じます。みんなが忘れたころ、実用化され始めて収益貢献し始めるようなら、その時に乗るくらいで良いと自分は思います。