2018年10月25日 米国株式市況概況

 

 

 

 

 

S&P500

米10年債利回り

 

WTI原油

 

前営業日は2018年10月24日 米国株式市況概況


 

 

 

 

昨晩のNY市場は買い戻し先行に全面高。

ダウ、ナスダック、S&P500、ラッセル2000揃って上昇。

とくにNasdaqの上昇は3%近くとなり、全体を牽引した。

 

セクターでは、ここもと下げを主導していた情報技術関連が大幅高となり上昇。

好業績を発表したマイクロソフトMSFTが6%近く上昇し全体の雰囲気を改善させたほか、引け後の決算期待からアマゾンAMZN、アルファベットGOOGLなども上昇。

決算が好感されたビザVが上昇

つられてマスターカードMA、ペイパルPYPLなど決済関連銘柄が買われた。

一方、ここもと資金退避先になっていた公益や生活必需品関連セクターは売られ、対照的な動きとなった。

 

 

個別銘柄では、フォードFが買われた。

中国需要は落ち込んでいるが事前の予想の範囲内。

米国事業の改善が材料になった。

 

いっぽうアドバンスト・マイクロ・デバイセズAMDは15.4%の大幅安。

仮想通貨向けマイニング需要の剥落からGPUの売上が落ちており、このことが嫌気された。

 

ザイリンクスXLNXは好業績で15%上昇、ツイッターTWTRも買われた。

 

なお、この日の合算出来高は92億株。

チャート的には頭を抑えられながら下落しており、今だ下げ止まりを感じさせる手掛かりはない。