S&P500
米10年債利回り
WTI原油
前営業日は2018年10月24日 米国株式市況概況
昨晩のNY市場は買い戻し先行に全面高。
ダウ、ナスダック、S&P500、ラッセル2000揃って上昇。
とくにNasdaqの上昇は3%近くとなり、全体を牽引した。
セクターでは、ここもと下げを主導していた情報技術関連が大幅高となり上昇。
好業績を発表したマイクロソフトMSFTが6%近く上昇し全体の雰囲気を改善させたほか、引け後の決算期待からアマゾンAMZN、アルファベットGOOGLなども上昇。
決算が好感されたビザVが上昇
つられてマスターカードMA、ペイパルPYPLなど決済関連銘柄が買われた。
一方、ここもと資金退避先になっていた公益や生活必需品関連セクターは売られ、対照的な動きとなった。
個別銘柄では、フォードFが買われた。
中国需要は落ち込んでいるが事前の予想の範囲内。
米国事業の改善が材料になった。
いっぽうアドバンスト・マイクロ・デバイセズAMDは15.4%の大幅安。
仮想通貨向けマイニング需要の剥落からGPUの売上が落ちており、このことが嫌気された。
ザイリンクスXLNXは好業績で15%上昇、ツイッターTWTRも買われた。
なお、この日の合算出来高は92億株。
チャート的には頭を抑えられながら下落しており、今だ下げ止まりを感じさせる手掛かりはない。