S&P500
10年債利回り
前営業日は 2018年10月23日 米国株式市況概況
昨晩のNY市場は全面安。
ダウ、ナスダック、S&P500、ラッセル2000のすべてが下落する展開。
とくにNasdaqの下げは非常にきつく4.43%の下落となった。
朝方はボーイングの決算などを好感して前日と同水準で始まった株式市場だったが、徐々に下げ幅を広げ急落となった。
これは以前から予測してきた内容であり、個人的には驚きではない。
関連記事:やっぱり思った通りだった件\(^o^)/
前日の記事 2018年10月23日 米国株式市況概況 のなかで
しかしチャートパターン的にはもう一度下を向いたら目も当てられない展開になるわけで、なかなか買い向かうのが勇気のいる展開。
と書いたが、まさにその展開になってしまっている。
チャート的に下げそうな展開、そこで投げられるETF、間違いなくこの構図が機能している。
とりあえず、この日のヒートマップをみてのとおり、下げを主導したのは
情報技術、ヘルスケア、エネルギー、半導体、資本財など
情報通信とヘルスケアは今年上半期を代表する値上がりセクターであり、ようするに買われ過ぎを売る流れ。
いまだにアマゾンAMZNなどは高すぎる水準であり、いったんトレンドが下向きに定まったら買いが入りにくいのではないか。
資本財、エネルギーセクターが売られているのは同じ理由だろう。
つまり、中国などの景気が一層悪くなって景気後退、総需要減退のリスク。
この日は全面安だったわけでないことは、一定の安ど感をもたらすはず。
先日決算を発表したプロクター&ギャンブルPGは価格低下戦略がヒットして好業績だった。
これを囃して、この環境でも上昇。
また、公益セクター、不動産セクターなどのいわゆる高配当セクターも堅調。
完全に、株式からカネが抜けているわけではない。
まだ、みんなの目線は利食い&セクター移動の域を出ていない。
ファイティングスピリットいまだ衰えず、といったところ。
合算出来高96億株
前日に引き続きしっかりとできている。