【3038】業務スーパーを展開する神戸物産の業績と株価

【3038】業務スーパーを展開する神戸物産の業績と株価

今回は、業務スーパーを展開する神戸物産の業績と株価についてみていきます。

まずは神戸物産の会社説明からはじめます。


神戸物産とは?

神戸物産とは業務スーパーをFC展開する本部企業です。

ほかに、飲食事業、再生可能エネルギー事業なども展開しています。

が、基本は業務スーパーからの収入が中心です。

 

 

神戸物産の事業

神戸物産は主力の業務スーパーのほか、発電、居酒屋なども行っていますが、事業利益のほとんどは業務スーパー事業から上がっています。

おもにFC加盟店からのロイヤルティ手数料、FC加盟店への自社製品販売などで稼ぐ形になります。

 

 

 

神戸物産が展開する業務スーパーの店舗数推移

神戸物産が展開する業務スーパーの店舗数推移は上記のようになっています。(神戸物産決算説明資料2018より)

非常に好調なペースで出店を続けており、ロイヤリティ収入がしっかり伸びています。

 

神戸物産が展開する業務スーパーの店舗展開

神戸物産が展開する業務スーパーですが、地域別な偏りがあまりなく、幅広く展開していることが特徴です。(神戸物産決算説明資料2018より)

 

 

 

神戸物産が展開する業務スーパー事業の業績~売上、営業利益推移~

神戸物産が展開する業務スーパー事業ですが、売上、営業利益ともに非常に好調に推移しています。(神戸物産決算説明資料2018より)

 

 

 

神戸物産の近年の業績(2018年10月期までの5年間)

神戸物産の近年の業績は非常に好調です。(神戸物産決算説明資料2018より)

 

神戸物産の売上高は右肩上がり、FCの拡大で販管費率は低下、営業利益率は改善しています。

 

神戸物産の株主優待制度

神戸物産にも株主優待制度はあります。

神戸物産の株主優待制度は以下のようになっています。

保有株式数 / 保有年数 3 年未満 3 年以上
100 株以上 500 株未満 業務スーパー商品券 1,000 円分 業務スーパー商品券 3,000 円分
500 株以上 1,000 株未満 業務スーパー商品券 10,000 円分 業務スーパー商品券 15,000 円分
1,000 株以上 業務スーパー商品券 15,000 円分 業務スーパー商品券 20,000 円分

 

 

 

 


神戸物産の業績

ここからは神戸物産の業績について決算資料などをもとに見ていきます。

(以下は2018年12月25日に書きました)

神戸物産の2018年通期業績

神戸物産の2018年通期決算の業績は売上、営業利益ともに一けた台の増。

これまでの成長率からみると低くみえますが、順調に業容を拡大しています。

 

神戸物産の2018年通期決算セグメント別業績

 

上が前年度、下が本年度になります。

業務スーパー事業の営業利益が伸びる一方で、神戸クック事業が赤字のまま。

クックイノベンチャー事業(居酒屋事業)が減益となっています。

再生エネ事業は増益となっていますが、利益貢献は小さいものになっています。

 

神戸物産の株価2018年12月25日

神戸物産の株価はこの相場環境のなかでもしぶとく推移しています。

ただ、しぶといがために、換金売りに晒されそうな気もします。

とりあえず、値を保ってい過ぎることがリスクになる、そういう相場付きかなと思います。

以上、短評終わります。

 

なお、上記はあくまでも個人的見解であり、特定の投資スタンスをお勧めするものではありません。投資においては自己責任で行っていただきますようお願いいたします。