AMDが第三世代Ryzenプロセッサを発表~Intel製CPUよりワット性能、1コアあたり性能で上回るとアピール

AMDが第三世代Ryzenプロセッサを発表

 

 

AMD、Zen2アーキテクチャ採用の第三世代Ryzenプロセッサを発表

AMDのリサ・スーCEOがCES2019で基調講演

この中で、AMDの最新型CPU、第三世代Ryzenプロセッサを発表しました。

AMD 7nm Ryzen 3rd Generation processors will come mid-2019

Everything to know about AMD’s CES 2019 announcements: Ryzen 3 …

 

 

IntelのCore i9-9900Kとの比較でAMD第三世代Ryzenは大幅な対消費電力性能を発揮

この第三世代RyzenプロセッサはZen2マイクロアーキテクチャを採用、

8コア16スレッドの環境下でIntelのCore i9-9900Kと比較

  • IntelのCore i9-9900Kは消費電力179.9Wなのに対し、
  • AMDの第3世代Ryzenは消費電力133.4W

CineBench R15によるベンチマークは

  • IntelのCore i9-9900Kが2040cb
  • AMDの第三世代Ryzenが2057cb

つまり、AMDの第三世代Ryzenのほうが、IntelのCore i9-9900Kよりも消費電力も、コア当たり性能も優秀であるとアピールしていました。

ただ、これはあくまでもテスト品。

実際の性能は、定格いくらで出てくるのかによることになります。

 

AMD第三世代Ryzenはチップレット構造を採用

MDの第三世代RyzenはCPUだけでなく各種コントローラなどをチップレット構造で纏めたものになるとのこと。

14nmプロセスのI/Oと、7nmプロセスのCPUをあわせたものになるとのことです。

 

 

 

 

 

AMD第三世代RyzenはSocket AM4互換で夏ころ発売

なお、AMDの第三世代Ryzenは夏ころ発売の予定。

Socket AM4互換なので、マザーボードのBIOSが対応していれば旧来のマザーボードにも搭載可能。

ただ、せっかくのPCI Express 4.0対応CPUをわざわざ古いマザーボードで利用する意味はないでしょう。

夏ころには第三世代Ryzenに準拠したマザーボードが供給される予定とのことです。

 

 

AMDは第三世代Ryzenの他にも、対Nvidia対抗のGPUのRadeon7、サーバー向けEPYCの新型などを発表。

AMD announces 3rd-gen Ryzen and Radeon VII, beating Intel and

対インテルで攻勢をかける姿勢を示しています。

 

 

以上。