【CAT】キャタピラー(Caterpillar)の業績と株価~建設機器・鉱山機械の世界シェアトップメーカー

【CAT】キャタピラー(Caterpillar)の業績と株価

 

今回は、世界最大の建設機器、鉱山機械メーカーであるキャタピラー(Caterpillar)社の業績と株価についてみていきます。

まずはキャタピラー(Caterpillar)の会社説明から始めましょう。


キャタピラー(Caterpillar)の会社説明

キャタピラー(Caterpillar)はアメリカ合衆国イリノイ州ピオリアに本拠地を置く建設機械および鉱山機械、産業機械のメーカーです。

 

キャタピラー(Caterpillar)の事業内容

キャタピラー(Caterpillar)は建設機械、鉱山機械、産業機械を製造販売しています。

また、それら機器の売却のためのファイナンスも行うなど金融事業も行っています。

 

 

キャタピラー(Caterpillar)社の沿革

かきかけ

 


キャタピラー(Caterpillar)の業績

ここからはキャタピラー(Caterpillar)の業績について決算資料などをもとに書いていきます。

(ここから下は2019年1月29日に書きました)

キャタピラー(Caterpillar)の2018年Q4決算の業績

2018年Q4のキャタピラー(Caterpillar)の一株利益は、リストラコストなどを除いたベースで2.55ドル

アナリスト予想は2.99ドルだったので大きく下回る展開。

主にファイナンス事業において信用損失の引当金負担、金融商品評価損が発生。

12月単月の落ち込みも影響

キャタピラー(Caterpillar)2018Q4業績 損益計算

通年の業績の回復に比べて、Q4は非常に緩慢な動きであったことがよくわかる。

 

キャタピラー(Caterpillar) 2018年Q4決算 セグメント売上、利益

なるほど、金融部門が大きく穴をあけたことがわかる。

また、建機部門の利益成長が1%でしかないのもネガティブ材料。

 

キャタピラー(Caterpillar) 2018年Q4決算 直近月のセグメント別売上推移

一番左の行、12月のアジア・パシフィックの落ち込みが全体的に大きいことには注目。

他の地域、他の月の数字とは大きくことなる。

 

キャタピラー(Caterpillar) 2019年見通し

ほとんど利益成長なしとの見通し。

これは嫌気されて当然。

 

キャタピラー(Caterpillar)の株価

決算を受けて大きく売る動き。

12月から大きく落ち込んでいるところをみると、今後も影響が出てくる可能性。

現在の株価にも割安感はさほどない。

 

なお、上記はあくまでも個人的な見解であり、特定の投資スタンスをお勧めするものではありません。

投資にあたっては自己責任でお願いします。