2019年1月29日 米国株式市況概況

 

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昨晩のNY市場はダウが上昇、ナスダックが下落、S&Pとラッセル2000は小幅下落となった。

個別企業の決算シーズンに入っており、各企業ごとの動向に指数も振れる展開となっている。

この日はセクター全体でみると資本財、防衛セクターなど好調、薬品もファイザー決算が切り返すなど堅調

半面、FAANGなど情報技術とハイテクは弱かった

FOMCとアップル決算まちで、全体としてあくまでも個別要因の方が大きい相場。

 

個別銘柄では、ボトックスのアラガンAGNが決算を嫌気して下落

ベライゾンVZも決算で契約者数の問題が嫌気され下落

エヌビディアNVDAは相変わらず先日の決算が嫌気されており下落

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ロッキードマーチンLMTは決算を嫌気して下げたが、その後切り返して上昇

コーニングは5G向け通信多重化の需要が膨らんだとして上昇

ここにきて、コーニングやザイリンクスの決算から、いよいよ5Gが形としてできてきたのがみえてきていることには注目か。

日本でも村田や太陽誘電が動いているのは、たぶんこのあたりの影響だろう。

 

合算出来高は67億株

あまりできないのはアップルとFOMC待ち。