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2018年12月3日 米国株式市況概況

 

 

 

 

 

 

 

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昨晩のNY市場はダウ、ナスダック、S&P500、ラッセル2000揃って上昇

週末のG20と米中首脳会談をポジティブな結果で乗り切ったことを好感した買いで寄り付きに2%近く大きく上昇した。

しかしその後は買いが続かずややダレる展開に。

結果としては全体的に1%程度の上昇にとどまった。

 

この日は米中貿易戦争休戦でボーイングBA、キャタピラーなどの資本財銘柄が上昇。

農産物の輸出が増え農家が潤うことからディーアDEも上昇。

米国が輸入するiPhoneへの関税見送りでアップルAAPLも高い

 

また、米中関係は直接関係しないアマゾンAMZN、ビザV、マスターカードMAなど今年前半の牽引役銘柄も堅調。これらはベアトレンド入りかと見せかけたあとに上に抜ける形になっている。

 

ここもと反発局面にある半導体株、半導体製造機械株も引き続き強い動き。

とくにアプライドマテリアルズAMAT、ラムリサーチLRCX、KLAテンコールKLACなどは溜めたあとに上に抜ける動きになっている。

また、米中貿易戦争一時休戦と、サウジとロシアによる減産による原油価格底入れ期待でエネルギー関連も高い。

いっぽう、ここもと買われていた生活必需品株の一角は安く、アクティビジョンATVI、テイクツーインタラクティブTTWOなどのゲーム関連も引き続き売られている。

合算出来高は84億株