【統計】2019年1月鉱工業生産指数在庫指数速報 季節調整済みヒートマップ
このデータは直近12カ月の在庫を対前年比で比較し百分率でヒートマップ化したものです。
使用しているデータは経済産業省の鉱工業生産速報値品目別季節調整済み指数です。(今月から季節調整済みに変更しました。)
出荷指数⇒【統計】2018年12月鉱工業生産指数 出荷指数ヒートマップ(季節調整済み)
前月までの鉱工業生産指数
【統計】2018年12月鉱工業生産指数 出荷指数ヒートマップ(季節調整済み)
【統計】2018年12月鉱工業生産指数在庫指数速報 季節調整済みヒートマップ
季節調整済指数 | 原指数 | |||
---|---|---|---|---|
指数 | 前月比 | 指数 | 前年同月比 | |
生産 (前月値) |
100.8 (104.7) |
-3.7 (-0.1) |
95.8 (104.7) |
0.0 (-1.9) |
出荷 (前月値) |
99.2 (103.3) |
-4.0 (0.0) |
94.5 (104.6) |
-0.9 (-3.1) |
在庫 (前月値) |
101.6 (103.1) |
-1.5 (1.7) |
103.6 (100.7) |
1.2 (1.9) |
在庫率 (前月値) |
108.5 (107.6) |
0.8 (5.1) |
116.0 (103.2) |
-1.1 (7.5) |
鉱工業生産指数2019年1月在庫に関する短評
鉄鋼はトラブル続きで生産が伸びず、在庫も伸びていない。
ここ三カ月ほど、季節調整を含んでみても、住宅設備関連に在庫急増するものがでてきている。
ガスコンロ、ガス湯沸し器、風呂釜などの在庫積み上がりは建設需要の低迷を反映か?
ショベル系掘削機、クレーンも在庫増、こちらも建設関連
金属工作機械・研削盤などの在庫の伸びはほぼ7カ月連続
出荷もそこそこ好調持続なのだが、受注は落ちているとみられ、生産能力の増強が問題にならないか不透明
汎用内燃機関も在庫増
乗用車エアコン用コンプレッサーも在庫増
軸受けも昨年3月頃から在庫増だが、ここもと増加率が伸びている
複写機はここ三カ月で悪化
メモリの在庫の伸びは収まらず
CCD、CMOSは在庫が減少傾向
中・大型液晶は在庫減、
小型は増
乗用車の在庫管理は良
ここにきて急激に線材、化粧品、クリーム、日焼け止めなどが在庫増加
この傾向はインバウンド需要の減と呼応している可能性。
以上。