2019年3月4日 米国株式市況概況~米株ヒートマップ・S&P500・米国債・WTI原油チャート~

2019年3月4日 米国株式市況概況~米株ヒートマップ・S&P500・米国債・WTI原油チャート~

 

米国株式ヒートマップ

 

S&P500

 

米10年債利回り

 

WTI原油

2019年3月1日 米国株式市況概況~米株ヒートマップ・S&P500・米国債・WTI原油チャート~


昨晩のNY市場はダウ、ナスダック、S&P500、ラッセル2000揃って下落

「米中貿易協議が妥結方向」と伝わったことで朝方こそ高く寄り付いたものの、その後は急激にマイナスに転じる動き。

昼頃からはやや下げを縮めたが、その後も結局マイナス圏で終えた。

弱い建設支出指標が影響したとの声もあるが、それなら寄り付きから弱いはず。

今日の動きは、米中貿易協議が既に市場に織り込み済みであることをマーケットが示していると思う。

 

この日、セクターとして大きく下げが目立ったのはヘルスケア関連。

先週から市況解説記事でも書いているが、ここにきて共和党、民主党ともに薬価や医療費に関して非常に強硬な声をあげている。

PBMのリベート問題、民間保険会社の問題などについても大きく非難する動きが出ており、こうした影響が株価に反映されてきている。

薬剤給付管理PBM関連銘柄に売り圧力~大統領選を控え、共和民主両党から突き上げ喰らう

ヘルスケアプラン銘柄だけでなく、ドラッグストアのウォルグリーンWBA、薬品卸売りのマッケソンMCK、カーディナルヘルスCAH、アメリソースABCなども大きく下落。

次の下落トレンドはこのセクターじゃないか。

 

なお、合算出来高は79億株。