2019年3月1日米国株式市況概況～米株ヒートマップ・S&P500・米国債・WTI原油チャート～

米国株式ヒートマップ

この日は重要指標が2つ公表

2月ISM製造業景気指数は大幅に低下して2年ぶりの水準。

また1月米個人所得も前月比0.1%減と3年ぶりマイナス。

そのようなネガティブな統計にもかかわらず、この日は寄り付き強く始まった。

市場では米中貿易協議への進展期待が後押し、との解説も聞かれるが、個人的にはどうにもそれは織り込み済みではないのか？と思う。

その後はいったん押したものの、再度引けにかけて高めに推移。

とりあえず、まぁ、強い動きであった。

セクターではバイオ、製薬、ヘルスケアセクターが強い他、

エネルギーセクターにも資金が集まった。

情報通信セクター、半導体セクターにもそこそこの買いが入っており、終末にしては地合いが強い。

セクターで弱かったところは航空セクター

個別ではアナリストによるターゲット引き下げを受けたウォルグリーンブーツWBAが6.43%安

コスト管理や国内事業の風当たりなどを理由にしている。

オールドネイビーを売却と伝わったギャップGAPは16%上昇

フットロッカーFLは決算好感で14%上昇

クラフトハインツKHCは相変わらず弱い動き。

合算売買高は79.5億株

直近平均に比べれば1割ほど多い。

以上。