【統計】中国財新、非製造業PMI~2019年2月
中国財新PMI・非製造業
2019年2月の財新非製造業PMIは51.1に低下
(前月は53.6)
財新製造業PMIは49.9と回復傾向を示しましたが
非製造業PMIは前月から低下する動きとなりました。
製造業は⇒【統計】中国財新PMI~2019年2月
2月は新規事業の伸びが低調。
特にサービスプロバイダ―需要が低迷しているとのこと。
雇用もやや伸びたものの緩慢。
いっぽうで費用は上昇
投入コストの上昇率はやや上昇。
受注残高は急激に減っているとのことで、減り方は3年半ぶりの水準とのこと。
個人的見解
新規事業の落ち込みはサービスセクターにおける広範な減速傾向を示している可能性。
外需は非常に低迷傾向を示すも、内需はしっかり底堅い。
政府による需要追加策が効いている可能性。
雇用市場には下押し圧力
将来への見通しはなお堅調だが、弱まる傾向。
とりあえず、公共投資で下支えする状況。
まるで日本の90年代半ばのよう。
ただ中国は、日本と違って対策に(いまのところ)ブレがない。
ある意味で、日本のIFをやっているようなところがある。
以上。