【統計】中国消費者物価指数CPI 2019年2月
中国国家統計局発表2019年1月の消費者物価指数CPIは前月比1.0%上昇
前月に引き続き、物価上昇率が高くなっていますが、
これはたぶん、春節の影響を受けたものと思われます。
前年比では1.5%上昇となっており、やや物価が低下する傾向にあります。
中国消費者物価指数CPI 2019年2月https://t.co/Z6K51REmLz
前月にひきつづき、物価上昇率は対前年比で低下
対前月は春節の影響で上昇 pic.twitter.com/hJHnTD5lpK— 中卒くん@株 (@chu_sotu) March 12, 2019
前月に引き続き、CPIは対前年同月比で伸び率低下
対前月比では春節の影響もあり大きく上昇
3月には落ち着くことでしょう。
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対前年比での上昇率の分解
交通費・通信費のみ下落
エネルギーコスト低下と、李首相による通信費用押し下げが影響 pic.twitter.com/iJQ0Gc5rLC— 中卒くん@株 (@chu_sotu) March 12, 2019
CPIの対前年比の伸びを分解
エネルギーコストの低下による交通費の下落と
李克強首相によるモバイル通信費用削減の影響が
交通・通信費用の低下に表れています。
その他の項目は軒並み上昇。
とくに、医療保険や教育など第三次産業分野は大きく伸びており、経済は内需中心に移行していることがわかります。
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対前月比では、春節の影響がくっきりみえる。
日本とおなじく、年末の食品価格は上昇。 pic.twitter.com/5WvIwsNzdR— 中卒くん@株 (@chu_sotu) March 12, 2019
こちらは対前月比でのCPI項目分解
春節らしく食品価格は上昇
大型の休みで帰省する人も多いため交通チケットも上昇
教育文化・娯楽などにはホテル宿泊代などが含まれており
こういった価格も連休価格として上昇。
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— 中卒くん@株 (@chu_sotu) March 12, 2019
詳細な分析表ですが、
対前年比で一番大きく上昇しているのが羊肉、
二番目に大きく下落しているのが豚肉
というあたりに、中国でのアフリカ豚コレラの問題の根深さを感じます。
⇒万洲国際(WHグループ)子会社でアフリカ豚コレラ(ASF)発生 2018年8月17日
⇒【中国】アフリカ豚コレラ(ASF)が本格的に食品価格に影響し始めた件 2018年1月15日
人々は豚肉を怖がっており、これが羊肉に需要が流れる一端になっている可能性が大です。
以上。