【中国】アフリカ豚コレラ(ASF)が本格的に食品価格に影響し始めた件

【中国】アフリカ豚コレラ(ASF)が本格的に食品価格に影響し始めた件

 

 

アフリカ豚コレラ(ASF)が豚肉、牛肉、羊肉価格に影響

恐れていた事態が現実化してきています。

アフリカ豚コレラ(ASF)の影響だと思われますが、豚肉価格安、牛肉、羊肉の価格高が起きています。

食品⇒畜肉⇒猪肉ってのが豚肉のことです。

これが価格下落しています。

そのいっぽうで、牛肉と羊肉が価格上昇しています。

 

アフリカ豚コレラ(ASF)の大流行で豚肉価格下落、牛・羊肉の価格上昇

アフリカ豚コレラ(ASF)の大流行は以前から懸念していましたが・・・

 

万洲国際(WHグループ)子会社でアフリカ豚コレラ(ASF)発生 9月9日

・・・とりあえず、懸念していたとおりになりつつあります。

中国ではアフリカ豚コレラ(ASF)が蔓延、感染して死亡した豚肉を食肉に加工して販売しているとされ、これが需給悪化要因となり豚肉価格の下押し圧力に繋がっています。

また当然、消費者はそうした病死した豚の肉なんて食べたくないですから、豚肉の需要は下がって価格下落圧力が生まれています。

こういったアフリカ豚コレラで死んだ豚の豚肉は、冷凍餃子などに加工されて日本国内にもやってきている可能性があり、防疫体制の強化が求められる状況となっています。

なお、消費者は豚肉ではなく羊肉や牛肉に殺到している模様。

とくに羊肉は前年比12.2%上昇となっており、豚肉とは好対照となっています。

以上。