2019年3月12日 米国株式市況概況~米株ヒートマップ・S&P500・米国債・WTI原油チャート~
米国株式ヒートマップ
S&P500
米10年債利回り
WTI原油
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昨晩のNY市場はダウが下落、S&P500、ナスダックが上昇、ラッセル2000はほぼ横ばいだった。
ダウの下落は737MAX8型機の墜落によるボーイングBAの指数影響によるものであり、実質的には上昇であったろうと思う。
この日は寄り前に2月の消費者物価指数CPIが発表。
コアも総合も落ち着いた動きとなっており、これが債券利回りを押し下げた。
原油価格はここもと安定した動きとなっておりエネルギーセクターにはポジティブな流れ。
この日、大きく下げたのはボーイングBA
ボーイング737MAX8型機の墜落事故を受け、アジア南米だけでなく欧州各国でも運航中止命令が相次ぐながれ。
さらには共和党ロムニー、民主党エリザベス・ウォーレンという左右の有力者が米国内でも737MAXの運行を停止すべきと言い出すしまつ。
昨日は安値から大きく戻したボーイングだが、こうした流れを受けて再度売り直される展開。
737MAXを多く保有しているサウスウェストLUV、ユナイテッドエアラインUAL、アメリカンエアラインAALなども売られる展開。
とりあえず、S&P500はここで落ちると短期戻り高値になる。
ヘッド&ショルダーを形成しがちなタイミングとなっており重要なポイントに差し掛かっている。
合算出来高は67億株程度。
非常にエネルギーに乏しい。